今回のキャラクター特集では、オルシニウムを旅する途中で出会う重要人物、クログ王の母であり、息子の宮廷では賢い年配の夫人でもある鍛冶の母アルガをご紹介します。
オルシニウムからの手紙
あぁ、お母様、とても会いたくて仕方ないわ!
クログ王の鍛冶の妻としての生活は酷くはないけれど、モークルの火の匂いを嗅ぎ、鍛冶場の焼け付くような熱を肌に感じたいの。
こんな思いがあるのでは、私は王の妻として失格かしら?
最善を尽くし、私たちのクランを失望させないようにするつもりだけど、私は本当は、王の馬を盗んでこの煩くて騒々しい街から逃げ出してしまいたいの!
私は一体何をしているのかしら?
時々、ブレトンのだらしない妻の一人のようだと感じてしまう時があるけど、マラキャスはきっとお許しにならないわ!
前回の手紙で、宮廷での生活について教えてほしいと言っていたわね。
特に、鍛冶の母アルガについて興味があるみたいだから、まず彼女について話すわ。
彼女には強い意志があるけれど面倒見がよく、そして毅然としているけど社交的なの。
怒りに満ちたクランの首長たちが集まった部屋で彼女は妥当な議論で彼らをなだめ、示された啓示のいくつかがわずかに首長たちの緊張をほぐしたの。
彼女はとても素晴らしい人よ!
アルガは典型的な年配のオーク夫人で、実際結構年老いているの!
しかし年齢は彼女を衰えさせていないと言えるわ。
彼女は自分の杖を使って私よりもうまくトラブルを回避し、どこに行くにも杖を持ち歩いているわ。
彼女は強く、そして機転が利き、今まで話した中でも一番賢いオークだと思うの。
彼女は全ての事柄、全ての者たちを知り尽くしているように見え、賢明で誰にでも優しく・・・
特に私や他のクログの妻たちにも親切にしてくれるの。
彼女は、自分には娘がいないから、私たちのことを本当の娘のように可愛がってくれるの。
クログ王が旅をする時はいつも、鍛冶の母アルガが残り、王宮を管理しているわ。
彼女は私や他の妻たちにもある一定の義務を与えるけど、間違いなく責任があるのは鍛冶の母なの。
ロスガーのオークの女性のほとんどは彼女に好意を抱いているので、その繋がりを通して、鍛冶の母が首領たちに行ってほしいことをオークの女性たちに伝えているの。
彼女は全てをいとも簡単に成し遂げているように見えるけれど、こういった大事な繋がりにかけてかなり熱心に取り組んでいることを私は知っているわ。
鍛冶の母アルガについて他に何か言えるかしら?
彼女は信心深いオークで、オルシニウムの住人の多くが夢中になっている流行の神、トリニマクに専心しているの。
この神は私からしてみれば魅力が乏しく、マラキャスのように全く正しい神ではないけれど、鍛冶の母アルガが近くにいる時は私は決してそんなことは口にはしないわ。
彼女は、聖堂を監督させたり、トリニマクに祈る者たちを導くために、都会からオークのソルグラという名前の尼僧を連れてきたりするの。
彼女の宗教観はさておき、私は本当に鍛冶の母と彼女の存在を敬愛しているわ。
クログ王がオーク国家を統一しようとする計画の支援を行い、私も彼女の例に倣っているの。
彼女は私にとって刺激的な人だわ!
また近々お手紙書くね。
あなたの娘、ツグハより
DLCゲームパック「オルシニウム」で、鍛冶の母アルガに会いに行きましょう。
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