ファルクリースの周囲では何が起きているんでしょうか?
DLCゲームパック「Horns of the Reach(リーチの双角)」で起きている不可思議な出来事について、心配性なノルドの父が記した手紙を読んでみてください。
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私の愛しいBetneへ
この手紙が無事に届くことを願っています。
難民達は街へと流れ続け、なんの救援も得られていないようです。
彼らは貧しく、そして絶望的で、あちこちからやって来ているようです。
そして我々は、難民達を彼らの故郷から追い出した不可思議な略奪者についての報告書を毎日受け取っているのです。
負傷者達の救助を開始しましたが、あまりにも人数が多く、彼らが泊まれる場所がないのです。
食料や供給品もすでにぎりぎりで、全部なくなってしまうまでそう時間はかからないでしょう。
何週間も隊商を見ていません。
難民達は今着ている服と自分達の命以外には何も持たずにここへ辿り着きました。
私は多くの負傷者の手当てをする中で多くの傷を見ました。
裂傷、骨折──そして驚くべき事に──咬み傷、抉られた傷など様々です。
生き残った者達によると、彼らはラッキーだったようです。
彼らの家族は捕らえられ、後にばらばらになって発見されたそうです。
何とかここ、ファルクリースへ逃げてきた時でさえ、彼らは絶えず襲撃されていたと言います。
彼らの食料のほとんどと、その食料より多くの家族が奪い去られてしまったのです。
どこで奪い去られてしまったのかは彼らは明言できないようですが、南の方の山の深いところから聞こえる、怪しい音と奇妙な光についての噂があります。
調べるために偵察隊が送られましたが、帰って来た者は誰もいません。
生き残った者達の中で、略奪者達が誰なのか、そして略奪者達がどこからやって来たのか正確に言える者は誰一人としていません。
リーチの民であるという者もいれば、雄牛の頭をしたモンスターだと言う者もいます!
我々でさえもリーチの民とその雄牛の獣が一斉に攻撃してきた話を聞いたことがあるのです!
生き残った者達はひどく空腹で、瀕死で半狂乱になっていたので、彼らの報告は鵜呑みにしないようにする必要がありましたが、彼らの傷跡は我々がかつて見たことのないものであるということは、間違いありません。
最終的にその略奪者達がここに辿り着いてしまうことは避けられそうにないので、我々は救援を要請しました。
首長は自分の遺跡に閉じこまったままですが、私は彼女の娘であるエーリカが、何らかの防衛の準備をしていると聞いています。
Betne、これをよく読み、私の言うとおりにしなさい。
計画通り旅を進め、ファルクリースには戻ってきてはいけません!
脅威が去って行ったことを私から聞くまでは、ドラゴンスターに留まりなさい。
道のりは余りにも危険すぎて、あなたが旅の途中で命を落としてしまうのではないかと恐れているのです。
この手紙が、あなたが出発する前に届くように、もしそうでなければ、カイネがあなたを守ってくれるよう祈ります。
我々の故郷は過去、襲撃に対処したことがあるので、我々に近づくどんな者に対しても、運がよければ、強く抗い続ける事ができるでしょう。
私の子よ、あなたの無事を祈ります。
あなたの父
Jofnhild
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