スキングラードのカランティウス伯爵の優秀な部下、護民官アレア・イドルスについて、キャラクター紹介記事をご覧ください!
カランティウス伯爵様
本日この手紙をお送りするのは、閣下直属の特殊任務へ、アレア・イドルス護民官を推薦させていただくためです。閣下がこの大変な時期に、複雑な課題をこなせる柔軟さを持つ指揮官を探しておられることは存じております。アレア護民官がどのような状況においても、閣下の手足として活動できる知性と節度を有していることは保証いたします。彼女は勇敢さと抜け目のなさ、誇り高さを併せ持つ稀有な人材であり、おそらく私が知る若手士官の中で最も優秀です。
アレア護民官の優れた実績について長々とお話しすることもできますが、おそらく閣下は人物のほうにより関心がおありでしょう。アレア・イドルスはコロヴィア台地で生まれ育った、生粋のウェストウィールド人です。彼女はクアトリウス・イドルスの娘で、裕福で誠実なこの商人のことは閣下も記憶しておいでかもしれません。クアトリウスはアレアがまだ若い頃にナハテン風邪で亡くなりましたが、彼は娘にかなりの遺産を残し、アレアが一流の教育を受けられるよう取り計らっていました。
裕福な若い女性ならば快適な生活を選びそうなものですが、アレア・イドルスはより活動的な職業を望みました。彼女は父親が残した穏やかな田舎の家で乗馬、狩猟、水泳、登山をして過ごし、とりわけ剣術を愛しました。一族の召使たちは彼女に付き合うのに大変苦労したという話を聞いております! とにかく、アレアは第二紀573年、一般兵卒として帝国軍に加入しました。彼女の財産と一族の縁故を利用すれば、おそらく容易に士官の位に就けたにもかかわらずです。
広い世界を見るために帝国軍に入る者もいれば、腕試しを目的とする者もいます。アレア・イドルス軍団兵はバンコライとリーパーズマーチで軍務を務めましたが、その間大きな出来事はありませんでした。彼女の力が真に試されたのは、ここコロヴィアでヴァレン公爵がレオヴィック皇帝に対する蜂起を決行した時でした。彼女はヴァレン軍に加わり、クヴァッチの防衛線で勇敢に戦いました。その後、軍曹となったアレア・イドルスはヴァレン公爵の旗の下、帝都へと進軍し、第二紀577年、白金の塔の制圧を助けました。
ソウルバーストの後、アレア・イドルスは故郷へ戻り、ウェストウィールド軍団に所属しました。彼女はヴァレン皇帝消失後の混乱の時代に、コロヴィアを守るため戦いました。第二紀580年にダガーフォール・カバナントがハートランドを侵略した時、アレアはノースフックの戦いで大きく名を挙げました。アレア・イドルス軍曹は所属する部隊の士官たちが倒れた後、仲間たちを集結させ、数に劣りながら勝利を導いたのです。この勇敢さと行動力を称えて、私は彼女を百人隊長に昇進させ、帝国騎士の称号を与える名誉を得ました。
アレア・イドルス百人隊長は抜きんでた士官としてすぐに頭角を現し、独立して判断できる稀有な才能を示しました。おそらくこれは彼女の特殊な教育の成果でしょう。またしても彼女は褒章に値する功績を成し遂げ、護民官の赤いダイヤモンドを手にしました。
私見ですが、アレア・イドルスは単に優秀なコロヴィアの軍人であるに留まりません。彼女は戦いの炎と苦しい時代の嵐によって鍛えられた英雄です。彼女が伯爵閣下にとってかけがえのない存在となることを、私は露ほども疑いません。閣下も遠からず、今の私のように、彼女の判断力と忠誠に全幅の信頼を寄せるようになっていただけると信じております。
閣下の忠実なるしもべ
フェルダガルド砦指揮官、メリアン
頼れる護民官はウェストウィールドで起きている様々な事件に忙殺されています。それでも、彼女は来たるべきチャプター、ゴールドロードで、協力する冒険者たちのために時間を割いてくれるでしょう。あなたはスキングラードとその周辺地域を守るため、彼女に力を貸しますか?
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