皆さま、こんにちは。
11月にPC/Mac版のアップデート第28弾をリリースした際、魂縛とウェアウルフのアルティマのスキルが変異しないという問題が報告されました。
そして、これらのスキルを再び変異させようとすると、継続的にスキルがリセットされてしまい、その度にスキルポイントが消費されてしまう現象が発生していました。
後に実施した追加のパッチで、消費されたスキルポイントの返還を行いましたが、完全に返還を行うことはできませんでした。
そこで、この問題の全容をさらに調査していくと、他にも多くの不具合を検出し、それらがより大きな問題を引き起こしていることが判明しました。
この記事では、現在の問題点とその対処方法について詳しく説明します。
先ずは、スキルポイントを2種類の方法で再配分するシステムをご説明します。
・再設定:配分されたスキルポイントに関係なく、システムの追跡に基づいてすべてのポイントを返還する
・返還:予想される値に基づいて配分値を測定し、不足分のポイントのみを払い戻す
2018年、ウェアウルフのパッシブ「貪る」の仕様を変更し、取得条件を削除する代わりに、プレイヤーがウェアウルフのスキルラインを最初に購入すると、自動的にアビリティが付与されるようになりました。
そのことを受けて、返還のシステムを導入しました。
この時点では、すでにスキルポイントを消費したプレイヤーにポイントを返還するという措置は取っていませんでした。
2020年に実施したアップデート第28弾では、スキルポイントを配分する際のカウント方法を変更したため、自動的に付与されるアビリティ(ただし獲得可能な変異を持つ)が正しくカウントされないという問題が発生しました。
これにより、これらのアビリティはポイントが返還されることなく元の値にリセットされてしまいました。
この問題でプレイヤーがポイントを失うことを防ぐため、問題に素早く対処し、スキルポイントの返還も行いました。
しかし、その後もスキルポイントが返還されないという報告が継続して寄せられました。
調査の結果、一部のプレイヤーが何らかの理由で余分にスキルポイントを保有していたのではないかと私たちは推測しました。
つまり、プレイヤーがスキルポイントを失った時に余分なポイントをすでに保有していたことで、システムは該当のプレイヤーに対してポイントの返還が不要であると判断したと思われます。
より多くの情報を収集するために、追加のパッチにていくつかのログ取得を行い、余分なスキルポイントを保有しているプレイヤーの特定を行いました。
この問題を修正し、必要に応じて正確に返還を行えるように、アップデート第29弾ではスキルとチャンピオンポイントの再設定を全プレイヤーに対して実装する予定です。
その際、余分なスキルポイントをすべてゲームから削除し、全プレイヤーは意図した通りに、同じ量のスキルポイントを取得することが可能になります。
私たちが削除する余分なスキルポイントの量は0から25までの範囲で、これらは返還が行われた時のスキル配分に応じて削除されます。
返還におけるログの改善、返還のプロセスを再設定のプロセスに合わせて変換すること、既存のスキルを変更する方法に関するより良い予防措置など、私たちは今後の準備のためにさらなる対策を講じています。
これらの対策が、皆さまのビルドに大きな影響を及ぼす可能性があることは十分承知しています。
そこで、この問題に対するお詫びの気持ちをこめて、アップデート第29弾の開始に伴い、ペット「アンバーシーン・ベイルフォーン」と再設定を無料で皆さまにご提供します。
この問題とアップデート第28弾以降に取り組んできた関連する問題への調査について、少しでもご理解を頂けると幸いです。
これらの問題の修正にあたって、皆さまのご協力に感謝いたします。