これまで数々の侵略軍が厄介者のオークたちを制圧しようとこの山脈に攻め入りましたが、オークの部族たちは何度打ち倒されようとも立ち上がってきたのです。
このエリアガイドの情報を活かして、過酷な地帯を切り抜けましょう。
この地では、息を飲む絶景のすぐそばに命取りの危険が潜んでいます。
以下は、ロスガーの旅で訪ねられるスポットの一例です。
1.凍りついた船団
2.ファールン
3.旧オルシニウム
4.グレイストーン採石場
ロスガー北西部に広がる極寒の海岸。厳しい天候で知られ、予測不能な嵐に見舞われます。
一見穏やかな日でも、前触れなく海面が凍りつくことがあり、難破する船は後を絶ちません。
ダガーフォール・カバナントに所属するブレトン人の船団も強烈な嵐で進路から外れ、凍りついた湾を出られなくなってしまったようです。
そこに、リークルの集団やさまようオーガたちが宝に惹きつけられて船の残骸に集まっています。
そんな中、生き残った船員たちは団結し、なんとかこの氷の世界から脱出しようとしています。
このエリアを探索する際は、船団が嵐で氷に叩きつけられた時から行方が分からなくなってしまった、ブレトンの大使が居ないか気を付けましょう。
ロスガー最北部に位置するファールン部族の要塞で、オークの集落が形成されています。
彼らはマラキャスの教えと伝統を頑なに守り、そのことを誇りとしています。
そのため、伝統からの解放を望み、様々な機会や新時代の恩恵をオルシマー(オーク)にもたらそうと考えるクログ王と、ファールンの長は敵対関係にあります。
ファールンはマラキャスを信奉していますが、トリニマクの教えをオークの国全土に広めようと強引に布教している狂信者ヴォシュ・ラクには、すべからく目を付けられてしまっています。
タムリエル全土から、古オルシニウムの遺跡に魅せられた冒険者やトレジャーハンターが集う地です。
広大な遺跡に踏み入りオークの歴史を解き明かし、遺恨と呪いに根ざしたマラキャスの宗教を知り、リーチに住むウィンターボーンの蛮族と戦いましょう。
この歴史的な遺跡を探索する際には、建築物にも注目してください。
オークたちは、この地でブレトンとレッドガードの共同軍の30年に及ぶ猛攻を耐え忍んだのです。
グレイストーン採石場は、タムノッシュの要塞のオークたちによって管理・運営されており、オルシニウム再建に用いられる大量の石材の産地として有名です。
タムノッシュ・クランのオークたちはクログ王の要請で限界まで働かされている一方で、自分たちの採掘場と、産出される石材には誇りを持っています。
もしオルシニウム南西の荒野を旅しながらこの採石場に立ち寄ることがあれば、タムノッシュのオークたちを訪ねるといいでしょう。
発注した石材が未だにオルシニウムに到着していないのを、オルシニウムの石工の翁ボラブが心配しているようです。
ソロウはロスガリアン山脈の最高峰で、聖地としても、タムリエル有数の難所としても知られています。
はるか昔に、オークたちはこの山を同族の墓とし、仲間の尊敬を集める強いオークほど、山の高い位置に葬られました。
伝説によると、ソロウの頂上に埋葬されているのはロスガー最大の英雄にして古オルシニウムの建国者、トルグ王その人だといいます。
今も勇敢な探検家たちがトルグ王の墓を目指し、危険な山に挑もうとしています。
この危険な登山を前に、彼らが助けを必要としていても不思議ではないでしょう。
グルーロット族長率いる孤立した小さな部族は「追放者の墓」と呼ばれる謎めいた場所の近くに拠点を構えていますが、最近では次から次へと事件に悩まされています。
オークの地ロスガーの中央にこの古いノルド人の墓がぽつんと立つ姿は、奇妙なほどに場違いな印象を与えます。
墓の内部、闇に包まれた迷宮の奥底では何かが目を覚ましたようで、死者の安らかな眠りが妨げられています。
ロスガー北部の凍りついた大地。
この地にあるドワーフの遺跡ルキンダレフトは長年氷の下に閉ざされ、何世代にも渡り人々の記憶から消え去っていました。
最近になってオルシニウム北西では氷河が後退し、伝説の遺跡の一部が姿を現したと噂されています。
古代の遺跡が氷に再び覆われる前に調査をしようと、早くも大勢の学者や探検家たちがひしめきあっています。
ただ、オルシニウムにはよからぬ噂もあり、遺跡には古代の化物が徘徊しているとささやかれています。
このエリアを探検するなら、オルシニウムからこの地へ派遣され、消息を絶った研究者グループの行方にも注意を払い、噂の真相を探りましょう。