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ネクロムのプレビュー:アポクリファに生息する不気味な怪物にご用心

今回は、アポクリファのデイドラの領域を住処とする、おぞましい怪物たちを詳しくご紹介します。

6月6日にリリース予定の新章「ネクロム」では、ハルメアス・モラの歪んだ領域であるアポクリファに足を運ぶことができます。しかし、このデイドラ公の支配下で皆さまを待ち受けているのは、果てしない知識だけではありません。奇妙で恐ろしい生物が、この世のものとは想像しがたい風景の中に散りばめられ、遥か彼方からモラの秘密を求めてやってきた者を脅かします。

アポクリファという禁断の知識の大海原で、4種類の呪われた生物たちがどのような役割を担っているのかを解説していきます。

シーカー



モラの領域の居住者の中で最初にご紹介すべきは、恐らくシーカーでしょう。アポクリファに点在する彼らは、膨大に積み重なった書物や未完成のページを管理しているため、貴重な知識が見つかる可能性のある場所ならどこでも、この触手を持った浮遊するデイドラに遭遇する可能性があります。

「シーカーは、ハルメアス・モラに最も忠実なデイドラの生物であり、不可避の知者の生みの親である彼自身によく似ています。正気を失った学者たちが執筆した信憑性の低い書物も含むいくつかの情報源によれば、彼らは大きな声で話すこともできるようですが、信頼できる目撃情報によると、シーカーは最低限の不気味な音のみを発しながら、主が支配する領域を静かに徘徊しています。」と、ESOロアマスターであるMichael Zenkeは話します。



シーカー

シーカーは、アポクリファの果てしなき蔵書庫の管理者であり、守護者であると考えられています。また、主の計り知れぬ伝承の宝庫を守るためには努力を惜しまないと言われています。

「確かに、通常のシーカーであれば、アポクリファにいる定命の者と会話するために立ち止まることはないでしょう。彼らは侵入してきた定命の者は危険であり、直ちに破壊するべきだと本能的に感じています。」と、Zenkeは語ります。

アポクリファの多くの場所でシーカーを見かけることになりますが、その中でも特に強力な亜種が、領域内の最も邪悪な場所に出現すると言われています。

「特に、古代のシーカーであるプライムカタロガーは、リブラムの大聖堂に住み着き、勇敢な冒険者たちが挑戦してくるのを待っています。」と、ネクロムのゾーンリーダーであるTom Murphyは警告します。

モラの領域から手に入れることのできる知識に興味がある定命の者は、侵入者を罰する準備ができているシーカーの犠牲にならないよう、注意しなければなりません。

ラーカー



シーカーがアポクリファの蔵書庫を守る一方、ラーカーは海岸を徘徊し、通りかかった不運な者を貪り食おうとしています。この醜い獣は、アポクリファの根幹をなす深淵の池から生まれたと噂されています。そして、生命の進化を極限まで追求した結果、自然界の生命体とは似ても似つかない醜悪な怪物になったと言われています。

「これらの獣を見れば、その生理学がニルンに生息する最も奇妙な生物からインスピレーションを得ていることが容易に分かります。ニルンとのこの希薄なつながりが、恐らくは彼らに大きな嫌悪感を抱く要因でしょう。それは、私たちの恐れているものが、ラーカーにインスピレーションを与えているのだと、心の奥底で認識しているためです。 」と、Zenkeは話します。



ラーカー

ラーカーは、その巨体からは想像が難しいほどの迅速さを隠し持ち、餌への終わりのない欲望に駆られ、その注意を引いてしまった哀れな魂を食らいつくすまで前進します。

「彼らは、侵入者の肉だけでなく、暗い海に引き込まれた蔵書庫の腐敗した残骸でも、同様に貪ります。プレイヤーは、デイドラ公の支配下にあるアポクリファの泥沼や低地で、邪悪な水の中に潜んでいる彼らを見かけることになるでしょう。」と、Murphyは説明します。

アポクリファの湿地帯へと勇敢にも足を運んだプレイヤーは、ディープリーヴ湿地と呼ばれる地域に棲息する巨大なラーカーの強奪者ヴロクールシャのことを語ります。この獣と対峙するのは無謀ですが、もし討伐に成功すれば、素晴らしい報酬が待っています。

ハッシュド



シーカーやラーカーとは異なり、ハッシュドはアポクリファの自然界から誕生した住人ではありません。一部では、知識のデイドラ公が所有する最も暗い秘密を覗きすぎたために、心身ともに衰えた、伝承を探求していた定命の者の成れ果てだと噂されています。

「ハッシュドは、モラの領域の果てしない秘密に長期間さらされた結果です。この異様な外見の生物は、かつては熱心な研究者や学者でしたが今では口を失い、知識への渇望のみに駆られています。そして、侵入者に対しては極端に敵対的です。」と、Zenkeは話します。



ハッシュド

アポクリファの荒野を彷徨う、定命の者の姿をそのまま映したような恐ろしい存在で、その醜い変貌をもたらした知識を探し求めているとされています。その哀れな外見にもかかわらず、ハッシュドを過小評価することはできません。

「精神は破壊されていても、生前に発揮していた技術や能力を保持しており、心身を犠牲にして新しい力を解放している場合もあります。彼らを知性のないゾンビとして扱ってはいけません。」と、Murphyは警告します。

ハルメアス・モラからの贈り物は、最初は魅力的に見えるかもしれませんが、デイドラ公との取引には代償が伴うことを念頭に置きましょう。

マインドテラー



アポクリファを旅する中で最後に遭遇する最も不穏な生物は、悪夢のようなマインドテラーです。 この不気味な怪物に関するすべては、定命の者の心に恐怖を植え付けるように設定されています。恐怖は彼らの武器であり、それを巧みに操ります。

「こいつは幼少期の悪夢に例えることができます。肉体と知性、そして何百本もの尖った歯が生えた口を備えた寝室の壁に映っていたあの影が彼らなのです。」と、Zenkeは話します。



マインドテラー

マインドテラーは、アポクリファのさまざまな地域を徘徊していますが、奇妙なことにこの領域の他の住人とは異なるようです。モラの落とし子とはまるで異質の存在で、デイドラ公の目的とは相反する行動をとっているような印象を与えます。

「マインドテラーは、ハルメアス・モラに対抗するために組織化されています。彼らは悪夢を形にしたもので、精神的な苦痛と恐怖を糧としています。」と、Murphyは説明します。

今回ご紹介した怪物は、どれも非常に危険であるものの、その中でも特に恐れられており、オブリビオンから脱出したと伝えられています。

「特に狂暴なマインドテラーのさまよう悪夢が、あらゆる支配から解き放たれ、テルヴァンニ半島で暴れまわっています。冒険者は仲間とともに、悪夢の巣窟にいるこの怪物に立ち向かいましょう。」とMurphyは語ります。

皆さまは最大の恐怖に立ち向かい、これらの忌まわしい生物をオブリビオンの彼方へと追放する覚悟がありますか?

アポクリファの旅で遭遇することになる一部の敵について学んだところで、まもなくリリース予定の新章「ネクロム」で、ハルメアス・モラの呪われた領域に飛び込む準備は整いましたか?上記の中から一番気に入った怪物を教えてください。

モロウウィンドを覆う影の冒険の一部であるエルダー・スクロールズ・オンライン:ネクロムは、6月6日に登場予定です。早期購入することで、リリース時にユニークなボーナス特典を獲得できるほか、即座に騎乗動物「サドリス・モラの胞子駿馬」を受け取ることができます。


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