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ESO コミュニティスポットライト:VanquishギルドによるESOのクリスマス・キャロル

Vanquishギルドがゲーム内で実演したESOのクリスマス・キャロルで、ホリデーシーズンの真意を学びましょう!

ソーシャルギルド「Vanquish」が、今やホリデーシーズンの伝統となったチャールズ・ディケンズの最高傑作「クリスマス・キャロル」をESO風にアレンジした素晴らしいパフォーマンスを披露しています。
今年で3年目となるこの演劇ですが、今回もまたVanquishギルドが素晴らしいホリデーのショーを仕上げてくれました。
ギルドのリーダーであるSavinaとDuckの2人が、ESOのハウジングシステムを使用して、この規模の作品を上演することの意義について語ったインタビュー記事と演劇の全容をご覧ください!



Vanquishについてお聞かせください!
ESOのギルドとしてどのように結成され、どのような活動を行っていますか?


Vanquishは、4月4日のリリース前の早期アクセス初日である2014年3月30日に結成されました。
仲間内で始めたものが、今では400人の信頼できるファミリーへと成長しました。
イベントカレンダーには、数種類のデイリークエスト、ワールドボス、ダンジョンラン、釣り、スカイシャードのハンティング、PvP、難易度ノーマル及びベテランの試練イベント、朝と夜両方のシロディールなど、毎週固定のイベントが盛りだくさんです。

もちろん、通常行っていない活動もギルドメンバーの間で非常に楽しまれています。
Vanquishでは毎年、新年を迎えるにあたって「Baby New Year Trials(ベイビー・ニュー・イヤートライアル)」を開催しています。
Vanquishの結成記念日には、「VanquishDome」でのデュエルマッチを含む独自の連続イベントをESOで一日開催してお祝いしています。
「Vanquish Roll Call(Vanquishのロール・コール)」は通常春と秋の年2回開催されるイベントで、12月には「Our Pay It Forward Challenge(恩送りチャレンジ)」を開催しています。
もちろん、12月は「Vanquish Presents An ESO Christmas Carol(Vanquishが贈るESOのクリスマス・キャロル)」を上演し、コミュニティ全体が楽しめる時期でもあります。

クリスマス・キャロルのような演劇を上演するのは並大抵の努力ではできません。
どのような経緯で始めたのでしょうか。


2019年11月初旬に、アイデアとビジョン、そしてそれを成し遂げられるかという好奇心からスタートしました。
私たちの多くがポッドキャストを聴き、コンテンツクリエイターのウェブサイトを確認し、ストリームを視聴して互いに学び合いました。
そして今までとは少し違ったことをしてコミュニティにお返しをしたいと思いました。

シーンの読み込みと解放の時間を排除するために、当初から2つのステージが必要なことはわかっていました。
ステージ1でストーリーが進行している間に、ステージ2で次のシーンが設定される場合もあります。
このステージの次の目的は、可能な限り屋外の証明を排除することでした。
シーンをボックス席にセットバックにするのも効果的でした。
そして、ステージの最終パートは俳優と女優が気づかれないようにステージに出入りする方法を考えるというものでした。
そこで、他の壁から数メートル後ろに言わば架空の壁を設置し、そこからの道を制作することで対処しました。



ステージを決めた後は、古典的なディケンズの物語をElder Scrollsにどのように組み込むかが課題となりました。
過去・現在・未来のクリスマスの亡霊を使用して、DLCの順番で表現することを思いつきましたが、ストーリーとの関連性が必要でした。
私たち全員がこの古典的な物語とエベネーザ・スクルージの変容を知っています。
それが、私たちが重点的に取り組まなければならなかった中心部でした。
エルダー・スクロールズ・オンラインの冒険者として、多くの人は避難所のメインクエストラインから初め、最終的にモラグ・バルを倒すために進みます。
それでは、皆にどのようにスクルージを嫌ってもらうのか。
私たちは11%のプレイヤーしか選ばなかったものを彼に選ばせることにしたのです。
そして彼はリリス・ティタンボーンを犠牲にしました。
ブー!

次に、Elder Scrollsの中から物語を選び、彼が失った愛やタイニー・ティム、孤独などの原作を思い起こさせる要素を絡めました。
私たちの物語では、ナリュー、ティムの負傷、そして孤独死で表現することにしました。

そして、ゲーム内のスクリーンショットから想像力を膨らませて、グレナンブラの避難所やロスガーでリガートと初めて会った場所、ヴァーデンフェルの港、サマーセットのクエスト「夢見の洞窟」、エルスウェアのセンシャルなど、観客に馴染み深いシーンを再現したいと考えました。

3週間の長い夜を過ごした後、ステージが建てられ、脚本が完成し、シーンが整いました。
私たちが初めてESOのクリスマス・キャロルを実演したのは、2019年12月15日10:30(JST)のことでした。

演劇の作品は、当初からどのように変化しましたか?

今年は、雰囲気や照明のためステージを西スカイリムの牧草地からスティルウォーターの静養所に移しました。
Cardinal05の「Essential Housing Tools」のアドオンがなければ、いまだにイライラして髪をかきむしっていたことでしょう。
この切り取りと貼り付けの機能によりステージとシーンを再現することができましたが、700ものアイテムスロットを使用し、さらにそれを分割してインベントリと照らし合わせながらの作業となったため、とても時間がかかりました。

さらに今年は、新章「ブラックウッド」を劇中に取り入れ、ヘーム・ジャスや鋭い矢のエヴェリ、そしてソンブレンといったキャラクターを紹介するシーンをいくつか追加しました。

新章「ブラックウッド」が脚本に組み込まれていることに加え、クリスマス・キャロルの物語を一巡させるために「Trial of the Ages」を追加することにしました。
その瞬間から、私は観客が本当に裁判を見ていると感じられるようにしたいと思い始めました。
そこで、ステージの上で演じるのではなく、観客の目の前に法廷を作ることで彼らに裁判を「届けた」のです。

初上演の時は、43ページの脚本で始まりましたが、2021年にはさらに31ページが追加されました。



このショーにはギルドメンバーが何人参加していますか?
他の実際の作品のようにフルキャストとクルーが揃っているのでしょうか?


席数に制限があるため、キャストは9人に抑える必要があります。
何人かのキャストメンバーは、パフォーマンス中にログイン/ログアウトし、彼らが演じている役割をよりよく演じるためにキャラクターを変更する予定です。
コスチュームや髪型を変えるだけで十分の時もあるでしょう。
しかし、エヴェリからノルドの巨人であるリリスに役を変更する際などは、コスチュームや髪型の変更だけでは足りません。

最新作のキャスト及びクルー:

  • 「Cyfrinair」:Ebenezer Scrooge(3年)
  • 「DeSyreni」:Bella Cratchit、Lyris Titanborn(リリス・ティタンボーン)、Eveli Sharp-Arrow(鋭い矢のエヴェリ)、Town Crier(街の触れ役)
  • 「Xrist04」:Tim Cratchit、Varen Aquilarios(ヴァレン・アクィラリオス)、Sai Sahan(サイ・サハーン)、Young Scrooge、サウンドエディター(2年)
  • 「Fripplethorn」:Ghost of Christmas Past、チャリティーワーカーその1、Shady Character(怪しい者)、Sombren(ソンブレン)、EP Warrior(エボンハート・パクトの戦士)、ミュージックプロデューサー
  • 「TricksterToons」:Ghost of Christmas Present、Naryu(ナリュー)、チャリティーワーカーその2、AD Warrior(アルドメリ・ドミニオンの戦士)、Ms.Copperton the Bailiff(3年)
  • 「Dantheman5」:Ghost of Christmas Future、Darien Gautier(ダリアン・ゴーティエ)(3年)
  • 「Smithsylvian」:The Narrator and Defense Attorney、Mr. Renault
  • 「Duck17」:Rigurt the Brash(向こう見ずなリガート)、Heem-Jas(ヘーム・ジャス)、Judge Plavius、セットデザイナー、脚本家、プロデューサー(3年)
  • 「Savina.09」:ESO Christmas Carol and Trial of the Agesのホスト(3年)
  • 「Nnamrak」:YouTubeのフィルムレコーダー
  • 「UniCajole」:YouTubeのフィルムエディター(2年)



このパフォーマンスを行う上で、技術的に最も困難だったことは何ですか?

正直なところ、一番苦労したのは脚本を作ることでした。
確かにスクルージを登場させることで色々なアイデアが生まれますが、ESOをストーリーやキャラクターの一部にするためには工夫が必要でした。
UESP(The Unofficial Elder Scrolls Pages)とThe Imperial Library(帝国蔵書庫)のおかげで、各キャラクターがゲーム内で使用した台詞を見つけることができました。

各キャラクターの台詞をすべてプリントアウトし、使えない部分は線で消して使えそうな部分は丸で囲みました。
全部の台詞を出し終えたところで、自分たちの伝えたいストーリーに合うように、使えそうな台詞をつなぎ合わせていきました。

ショーを開催したいと考えている他のギルドに、何かアドバイスはありますか?

このような活動をまとめるには、パートナーからの理解が必要です!
膨大な時間や眠れない夜、そしてストレスがかかると思います。
しかし、サポートしてくれるパートナーがいれば、気持ちが楽になるでしょう。

まずはビジョンが必要です。
単なるアイデアではなく、そのアイデアに沿ったビジョンを考えましょう。
そのビジョンを実現するためには多くの時間や費用、場合によってはクラウンが必要となるのは想像に難くないでしょう。
伝えたいストーリーを決めたら鉛筆でメモを取るようにしてください。
私たちは、自由に使える道具と無限のストーリーが存在する世界にいるのです。

次に、それらを武器に自分のアイデアを信頼できる人たちに共有することです。
そのビジョンの実現に興味があるかを確認してください。
ただし、諦めるかを決めるのはあなただけということを忘れずに。
もしくは、あなたのパートナーも可能かもしれませんね。

そして最後は、キャストの個性を活かすことです。
皆あなたと同じようにアーティストなのです。



Vanquishや過去のパフォーマンスはどこで見つけることができますか?

Vanquishは、公式ウェブサイト(※リンク先は英語表記)で見つけることができるほか、ギルド検索を通して直接サイトへ移動することも可能です。
興味をお持ちの方は、公式ウェブサイトでVanquishについて学ぶことができ、イベントページや一部のフォーラムトピックも確認することがきます。

過去2回のパフォーマンスと「#TamrielTogether(タムリエルと共に)」へのコンテスト応募作品は、YouTubeチャンネル(※リンク先は英語表記)で見ることができます。
すべてのパフォーマンスを録画しているわけではなく、毎年1回ずつ配信しています。

キャストやクルー、ギルドメンバーに伝えたいメッセージはありますか?

Vanquishのギルドメンバーの皆には、日頃からサポートや激励をもらっており、本当に感謝しています。
一番最初のショーを開催した時は、どのような反応が寄せられるのか不安でした。
皆さまの笑い声やチャットでのコメント、他のプレイヤーにこのショーをお勧めしていただく行為、これらすべてが私たちの支えとなり、今日までこのショーを開催することができています。
皆さまの中には、街の触れ役のようにタムリエルを渡り歩き、少しでもクリスマス気分を味わいたい方に向けて宣伝を行ってくれた方もいました。
心の底から感謝いたします。
本当にありがとうございました!

キャストやクルーの皆には、私たちが成し遂げたことは本当に素晴らしいことであると伝えたいです。
コミュニティやVanquishに還元するために、皆が費やした時間や献身的な努力の数々が多くを物語っています。
私たち全員で成し遂げたのです!
タムリエルに物語と笑いを届けただけでなく、私たちは伝統を作り出したのです(来年や再来年、その先の皆という意味です)。
皆さま、メリークリスマス!

素晴らしい活動の裏側を教えてくれたVanquishの皆さまに大変感謝いたします。
通常通り、ESOコミュニティが気に入ると思うものを見た、または制作した場合はTwitterでお知らせください。
ハッピー・ホリデー!

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