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ロアマスターの記録:マークマイア Q&A PART 2

かの有名なアルゴニアンの「歴史学者」であるジー・ラーが、サクスリールの人々や、彼らの文化、彼らの歴史などのマークマイアがテーマとなる質問にもう一度答えるために戻ってきました。
前回掲載した「ロアマスターの記録:マークマイア Q&A」シリーズを逃した皆様は、そちらの記事もご確認ください!
こんにちは、人間の皆様、アルゴニアンの仲間達、私、ジー・ラーは、皆様をこの質問会に再び歓迎いたします!
私が研究し、学んだことを記録するのが私の生業ですので、もう一度出来るだけ多くの質問にお答えできるようにと思います。
また、これこそが事実なのです!


ラミアは、言語を操り、言語コミュニケーションを使用することができる知能の高い生物であるということで知られていますが、なぜ彼らは、自分たちが定住できる居住区を作らなかったのですか?
ラミアには、道具を作ったり、使用することができる手がありますが、何が彼らの発展を妨げているのですか?
– Arch Mikemより


Archさんがタムリエルのどの場所出身かは存じあげませんが、一時的な経済の上昇が建設ブームを生じさせた地域において、その土地の人々は、「建物」=「発展」というような考えを生み出したのだと思います。
どうしてでしょうか!なんて想像的なのでしょうか!人間の皆様は本当に興味深いです。
とにかく、偶然にも、Archさんは的を得たサクスリールに関する質問をされています。
私がブラックウッド国境地帯で1人のラミアと会って長時間話をした際、様々な事柄について話しました。
私は彼女に、バルサエビク遺跡で、彼女が大きく膨れ上がったお腹の中にあるものをゆっくり消化しながら、日光浴を楽しんでいる時に出くわしました。
機転が利くのはどんな質問か分かりませんでしたが、ラミア達はなぜ遺跡によく住んでいるのかを聞くと、舌を素早く出し入れし、シューと音を立て、こう答えました。
「他にどこがあるのよ?遺跡よりもちゃんとした建物がタムリエルにはあると思うの?人間とエルフ達は本当にバカよ。彼らは街の上に街を作り、自ら面倒くさいことをし、不和を生み、争いを自ら生じさせる生き方を選んだ。結局は?遺跡の至る所に、利用できる場所がある。とてもシンプルじゃない!建物を密集させることなんて、バカな者達がすることよ。」


この者からは、甘くて、砂糖が使用され、職人の技が散りばめられた菓子類に関しての質問です。
私は「ダリル」と呼ばれるアルゴニアで生産されている美味な材料について聞いたことがあります。
これは一体どのようなものなのでしょうか?
ダリルと砂糖を一緒に混ぜて作れる物を知っていますか?
明らかに儲かるように思えますが?
- Hazazhun-dar the Bittersweetより


ダリルに関しての質問ですか、なんて素晴らしい!
サクスリールの舌に一滴垂らし、ペパーミントウチワサボテンのような味がするヴォッサ・サトル・タンゴだけで、卵の兄弟は、ホタルと共に夜通し踊ることができます!
しかし、とても珍しく、手に入れることも困難です。
ムーン・アッダ-を捕獲し、その毒を絞り出し、沼地のゼリー状ガス疱の中にしばらく漬けて発酵させないといけないという作業があるため、あなたにとっては特に困難な作業となることでしょう。
またこの毒は人間を直ぐ死にいたらしめるため、人間の皆様にとってはあまり好ましくないものでしょう。
そのため、お菓子屋さんの皆様が、ダリルをいくつか手に入れた場合、食べないで、ジー・ラーのために取っておいていただくのが懸命でしょう。
そうだと思いませんか?


私が孵化した時、鱗がちゃんと生えそろっていない子達が遊んではいけない場所でよく遊んでいました。
ある日、半分がサクスリールで半分が木のような生き物が描かれている石版を見たのですが、これはヒストと私達の繋がりを表しているものでしょうか。
それとも、私達の姿が今とは異なっていた時代があったのでしょうか?
また、人間がヒストの蜜を飲み、それと共に成長すれば、十分にアルゴニアンになるということも言われています。
ヒストは全ての生物に寛容なのでしょうか?
– Hunts-for-Wisdomより


あぁ、Hunts-for-Wisdomさん、あなたは子供時代に、成り立ちの寓話について描かれているいくつかの石版に出くわしたようですね。
しかしながら、その石版には、理解し難く、不明瞭な意味が含まれているため、大人達は、子供達をその石版に近づけさせないようにしていたのかもしれません。
人間とエルフを理解し、「彼らの歩くための足と、器用な手」について憧れを持ち、アルゴニアンの現在の姿を創造するまで、沼地にいるトカゲ達の形を何度も変えたヒストの寓話を知っておられることでしょう。

人間達に対するヒストの蜜の効果に関してですが、とある浅はかなハイエルフ達がこれを実験しようとしたという話を聞いたことがありますが、他の者達によってその実験は止められたようです。
しかし、それが一番懸命でしょう。そう思いませんか?


ジー・ラーさんが出身の地域はジェル語でなんと呼ばれていますか?
現在は、アルゴニアや、ブラック・マーシュとして知られていますよね。
この両方の名前は外国のものであり、他の種族によって与えられた名前ですが、なぜ全ての案内書や学術的資料は、あなた方の美しく神秘的な土地に、外国から来た名前を使用しているのでしょうか?
納得いきません!
そのため、ジー・ラーさんにサクスリール達が使用している名前を教えて頂きたいです!
– Maximus Ferrasより


この質問は、Maximusさんが思っている以上に簡単には答えることができるものではありません!
まず「地域」は帝国が作った概念であり、多数のアルゴニアン達がこれを理解するのに苦しんでいますが、私は遂に理解できたと思います。
それに、どうして、そんなに多様性があるものを説明するのに、一つの名前を使用するのでしょうか?
アルゴニアン達の故郷についての概念は、ヒストの根の外まで延びることは滅多にありません。
いつか、ギー・ルスリールが、概略で「全てが卵のもの」を意味する「クロンカ・タティス」という言葉を発しながら、広い沼地を示すようなジェスチャーを使用したということを聞きました。
これもまた、ジェル語で「地域」を意味する言葉に近いでしょう。


私は、ジー・ラーさんにアルゴニアンとその帝国地域や、アルゴニアンとカジート領内の地域との大まかな歴史に教えてほしいと思っています。
これらの地域の関係は全体的に良好なものでしょうか?
– Recremenより


残念ながら、そして、あぁ、私達は厳しい時代に生きています、Recremenさん。
理由としては、「半泳風邪」と私達が呼称する軽度の疾患が、沼地から、人間が住む土地に広がり、「ナハテン風邪」と呼ばれるようになり、甚大な被害をもたらしました。
沼地から西に住む毛の生えた人々は特に被害が大きかったようです。
あなたは恐らく旅をしておられますか?
カジートの人々はひどくこの病気に苦しみ、私達サクスリールがこの感染症を引き起こした張本人であると非難しました。
これは本当に、本当に不当なことです!
毛の生えた友人達のに誰がそんなことを望むことですか!
誰もが嫌っているグレイエルフならそうかもしれませんが。


私は母なるマーラの女司祭であるため、タムリエルの結婚様式についてできるだけ多くの情報を収集しようとしています。
しかし、アルゴニアン様式の結婚式について学ぼうした時、ひどいことが書かれた本を読んでとても困惑しました!
本には、アルゴニアン達は結婚式をすることが全くなく、交尾だけが子孫を残す方法だと書かれていました。
更に、交尾は毎年行われている試練的な慣習であり、勝者だけが交尾できる権利を有するということも書かれていました。
私はいつも、アルゴニアン様式の結婚式は複雑で、繊細かつ、極めて優美な儀式だと思っていました。
それが決して何であろうとも、私たちが敬愛する母なるマーラの名の下に、真実を教えていただきたいです!
– Leonidas Tavicusより


あぁ、「結婚」についてですね。
ジェル語には「結婚」の言葉に対応する言葉はありませんが、恐らく、部族により子孫を残すことについての概念が異なるからだと思われます。
えーっと、例えば、巣の形成を意味する「アヴァスタシス」や、家の編み上げを意味する「タムジャム」、えー、卵腹を意味する「スティサテ」という言葉があります。
そして他にも、この様な言葉は多数存在します!
それぞれの部族に関連するヒストのグルーが、愛情表現や、卵の育て方などを決めます。
そして、アルゴニアンがヒストのグルーに対して順応するように、たくさんの方法が生まれていきます。
また、異部族間の交流儀式では、まぁ、色々なことが起きます!
ジー・ラーが、交流の儀式に参加するのに十分発育したサクスリールに退屈している者がいないと言うのは本当の事です。
私達は驚くほど感動的な風習だと思い、マーラの指輪を交換するという人間の風変わりな習慣も受け入れました。
とにかく、素晴らしい質問ですね、Leonidasさん。
しかし私の「ディール・ナザ」が何かを直立させようと…
いや、これにて終わり!それではまた!


ロアマスターのリーダーであるLawrence Schickに多数の興味深い(そして挑戦的な!)質問を寄せてくれた、ESOの伝承が大好きなコミュニティに感謝の言葉を述べると共に、栄誉ある歴史学者のジー・ラーにも感謝の言葉を送りたいと思います。
前回掲載した「ロアマスターの記録:マークマイア Q&A」シリーズを逃した皆様は、是非そちらの記事もご確認ください!
皮膚を濡らして、お元気で!

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