デッドウォーター族の獰猛なナガ戦士のなかで、ジャクシク・オルンほど死を恐れない者はいません。
最新のキャラクター特集で、マークマイアでもっとも獰猛な守護者の1人をご紹介します。
デッドウォーター族のリール・カ、ツォジェイ著書からの引用
我々は、ふくらはぎまでの深さの血の沼に立っていた。
私はKuseemがヴォリプラズムの中で溺れているのを左手に見た。
彼の死に際は良かったが、最後の死の言葉を発する事ができなかった。
彼はただ喉元を切られた牛のようなゴボゴボという音を立てた。
明るい赤の戦化粧に覆われかつて鮮明であった彼の顔が、濡れた絨毯のように骨から剥がれ落ちた。
何事もなかったかのように。私が見つめる前で緑のスライムのプールに溶けていった。
私の右手では、ナガの高潔な怒りに駆られながら、Tlekが尻尾を無くしたワマスのように戦っていた。
失血する前に、死ぬもの狂いで敵を倒し、最後には疲労が彼女の命を奪った。
スライムで覆われたグール達が全方向からやってきた。
私の根の母の、根の母の、そのまた根の母がしていたように、彼らを粉砕し、突き進んだ。
しかし、私の武器が、腐食性のスライムに覆われていき、劣化し、ひび割れ、切りかかる度にどんどん弱まっていった。
Tlekの様に。
私の様に。
私が最後にもう一度、恐怖の父の腕に向こう見ずに飛び込もうとした時、シューという音とうなり声が後ろから聞こえた。
それはジャクシク・オルンだった。
その瞬間私は、私たちは生き残れると分かった。
彼女の卵の兄弟である私でさえも、孵化したての子供が感じる喉元に込み上げるような恐怖を感じるほどの、怒りと力で彼女はヴォリプラズムを攻撃した。
死んでいるのいないのわからない者のこん棒のように巧みに扱われた墓標が彼女の鎧に直撃し、木片と血しぶきが舞った。
ヴォリプラズム達は彼女の両足に飛び付き、ふくらはぎと太ももに粗い傷を残した。
しかし、大小の怪我はジャクシク・オルンの攻撃を遅らせるものではなかった。
最後に、敵が残したものは割れた骨とゆっくりと沼に消えてゆく分泌物だけだった。
自身の傷が広がっていくにも関わらず、妹はKuseemの亡骸に向かって、ナイフを突き立てた。
彼の死骸から頭が取れるのを思い出す前に「戦い続けよう、根の兄弟」とあがめるように囁いた。
「安らぎを与えよ」と彼女は言った。
Tlekと私は言われた通り、Kuseemの墓標を彼の胸深くに押し、彼を水の下の粘度がある泥の中に固定した。
卵の姉妹は頭を下げこぶしを胸にあてました。
「誇りある死を」彼女は言った。
「誇りある死を」私たちは続いた。
その時代は、ジャクシク・オルンは私たちと同じただのハンターだった。
しかし、血みどろになりながら私たちはただそこに立ち、彼女の純粋な心、戦闘隊長の心を見た。
ヒーローそして、いつかは伝説であろう心を。
広大な沼地で多数の危険に立ち向かうジャクシク・オルンに加わる準備はできましたか?
ブラック・マーシュはできるだけ多くの守護者を必要としています。
ナガ戦士と協力して戦うかどうか、Twitterでお知らせください。
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