
今回の「キャラクターをチェック」では、夜の市場の謎めいた管理人を調査します!
管理人は、単なる夜の市場の出迎え係ではない
収集家ガズモド、
あなたのように肩書で呼ばれてはいても、格下の名称となるズィヴィライに関する情報収集をご依頼いただいておりました。ご依頼からこのお手紙を差し上げるまでに時間がかかってしまったことについてはお詫び申し上げますが、管理人は極めて守りの固い人物なのです。我々の誉れ高き社会で高い地位に就く者にしては、驚くほどの熱意をもって出自を隠しています。
まずは、誰もが知る事実から始めましょう。管理人は夜の市場において、友好的な存在として活動しています。彼は探検家と、夜の市場が開いた時に地区を利用する勢力との間を取り持ちます。市場が開いている時もいない時も、勢力の後援者同士の関係をうまく調整します。私の知る限り、実際に彼が行っているのは会話です。専門家であり、市場が時々現れた際には、欠くべからざる人物と見なされています。端的に言うと、ファーグレイブの多くの者にとって、管理人のいない夜の市場など想像もできないのです。
もちろん、これは彼の表向きの役割です。しかしお尋ねになったのは、管理人の本当の正体でしょう。手始めにストリクチャーのグラスプの記録室に行き、管理人が特定のファーグレイブのグループかデイドラ公と連携していることを認めているかどうか調べました。私は、彼が何者とも組まずに美しき街で活動しているのだろうと予想していました。記録室だというのに、控え目に言ってもかなり乏しい情報しか見つかりませんでした。あなたに課されたこの任務のついでに、グラスプのメンバーに強い言葉で書いた書状を送りました。それでも、調査を進められるだけの情報が手に入りました。
連携を示す記述は見つからなかったものの、公的な記録には管理人に関する注目すべき言及や登場が多数残されていることには触れておくべきでしょう。彼は長くマレネル家で競売人を務めていました。ファーグレイブではアービス収集団の創始者たちも含め、何人かの定命の者を支援しました。歴史家の地位も彼が作りました。今ではその者が、ファーグレイブでの事件を公的な記録用に書き留めています。
確認できたのは、管理人への言及で文書化されたものが夜の市場の記録までしか遡れず、それ以前はないということです。彼がまとっている衣、つまり管理人という仮の顔は、夜の市場が現れるまで存在しなかったのです。
しばらくシャンブルズで時間を費やし、あの荒廃した場所に何か情報の破片でもないかと探してみましたが、収穫はありませんでした。収集団やその他定命の者の組織に尋ねてみたところ、管理人を知っている者はいたものの、誰も詳しく話してはくれませんでした。次に、オークションハウスとバザールの商人に聞いてみました。管理人は神秘の破片や割れた鏡を好むようですが、ほとんどはタキエンかモルトに贈ってしまうようです。彼が死んだものに手を出すことはありません。食用としても、研究用としても。実際のところ、バザールの商人たちは彼の会話能力を高く評価しています。彼は長い時間をかけて、商品の出どころについて話をすると多くの者が言っていました。しかし、いざとなると何も買わないそうです。
私はウィムの館で調査の継続を試みました。質問のおおまかな意図を説明し、答えを求める間に直面した困難について漏らすと、案内人は笑いました。人目もはばからず。面と向かって。その声がマダム・ウィムの注意を引いたのでしょう。素早く姿を現し、このように愉快な声を引き出したものは何かと問いただしました。私は事情を話し、期待を込めて返事を待ちました。しかし彼女は棘のある微笑を浮かべ、「ウィムの館ではもう管理人についての情報は売っていないの。どこに行けば会えるかってこと以外はね」と言っただけでした。議論は受け付けない。交渉の余地もない。明確に聞く耳をもたず、私の質問に関与することを拒否する態度でした。マダム・ウィムからこれほどの忠誠を得られる管理人とは、いったい何者なのでしょう?
どこにも当てがなくなった私は、管理人本人を訪ねました。彼は困惑した様子ながらも、暖かく私を迎えてくれました。まるで私があなたの名において悪戦苦闘しているのを知っているかのようでした。私たちは高級で柔らかいクッションに座り、彼がデキャンタからワインを注ぐ間、黙っていました。どちらもワインを飲まなかったのですが、どうやら彼にはそれがとても面白く感じたようで、最後には沈黙を破り、鋭い声で「あなたは私の過去を調べているようだ。何がわかった?」と言いました。
私に何ができたでしょう? 私はできる限り筋が通っていると思えることを言いました。腹が立つほどわずかでしたが。私の短い報告が終わる頃、彼はただ溜め息をついただけでした。私に失望したかのように。もっと期待していたかのように。
「最初は、私の秘密が公になるのではないかと不安になった」と、彼は告白しました。「長い年月の間に、正体を隠すのがゲームになっていた。モルトの秘密探索者やあなたのような調査官がどれだけ頑張ろうと、負けることはなかった」
「普通に教えてくださってもいいじゃないですか」正直に言いますが、収集家殿、私はこの作戦がうまくいくとは思っていませんでした。ですが、切羽詰まった調査には、破れかぶれの戦術が必要なのです。
「オブリビオンの渦巻く無の中で、答えの得られない質問ほど不快なものはない。いいだろう」管理人はくつろいだ様子で言いました。「1つだけあなたの質問に答えよう。この苛立たしい仕事を最後までやり遂げた報酬だ。質問には正直に答えるが、答えたくない場合は、最後まで話すことを約束できない。問題はないか?」問題はあります。ですが関係なく、私はうなずきました。管理人から得た答えは、何であろうと新たな探求の道へ導いてくれるかもしれないのですから。
「あなたが自分の情報を探すとしたら、どこへ行きますか?」と、私は尋ねました。
「なんとも興味深いやり方だ。収集家がこの任務にあなたを選んだ理由がわかった。あなたは明らかに賢い。私が自分の過去を追うとしたら、夜の市場だな。そこで私は今の私になった」
取引が完了すると、管理人は心地良い家から私を見送ってくれました。私は再び混乱しながら、当てもなく街をさまよいました。ところが、歩いていると奇妙な音が聞こえてきたのです。見ると、デイドラットが私に向かってチイチイと鳴き、クスクス笑っていました。私は害獣にすら笑われるほど困り果てていたのです! それでも、閃きました。今まさに失敗しようとしている私の目の前で、新たな道が開けたのです。サウザンドアイズのデイドラットは夜の市場の管理人と密接な協力関係にあります。あのズィヴィライを取り巻く謎のベールを突破できる者がいるとしたら、あのチイチイ鳴いてチョロチョロする好奇心旺盛な集団でしょう。私はマダム・ウィムが「もう管理人の情報で商売はしない」と言っていたことを思い出しました。彼女は何かを知っていて、それを漏らしたのです。つまり、管理人に関する情報は存在するということです。
捜索すべき場所があと一ヶ所だけ残っていました。管理人でさえ認めていた場所です。モルトの秘密捜索者と管理人が熱い出会いを果たした場所、夜の市場です。
ですから、収集家殿、私はそこへ向かいます。追跡を諦めるつもりはありませんが、夜の市場は危険です。何が起きるかわかりません。しかし影の中から引きだしたわずかな情報を見失ったら、職務を怠ることになります。
夜の市場が終わったら、見つけたものを手にあなたのもとへ戻りましょう。
あなたに雇われた者 ラウェリク
どうやらラウェリクの調査は難航しているようですね。もしかしたらあなたのほうがうまくやれるかもしれません…? 管理人と出会い、夜の市場にあるその他の奇妙な現象を発見する準備はできていますか?SNSでお知らせください!
夜の市場のイベントゾーンはシーズン0に含まれ、4月29日(北米時間)から6月17日(北米時間)まで利用できます。