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キャラクターをチェック ー センチネルのアザー王子

最新の「キャラクターをチェック」で、フィロシッド朝の後継者、アンチフィロスの獅子、若きアザー王子について知りましょう!


ギルドマスター・メリック・アトアスワラ

我が旧友よ、元気にしているだろうか。今日は戦士ギルドの好意をお願いしたく筆をとっている。我が息子、アザー王子をギルドに入る意向は既に聞き及んでいるだろう。王として、私の個人的な頼みとして、どうかアザーをギルドに迎え入れ、ふさわしいと思う義務や責任をお前の裁量で与えてくれないだろうか。アザー王子は慣れ親しんだ生活から離れるだけでなく、彼を取り囲む世界に対し、新たな視点を得なければならない。彼にとって、お前と肩を並べて戦える戦士ギルド以上の学びの場はないと私は思っている。

奇妙な要求なのは承知だが、これには理由がある。次にセンチネル王の座を継承する者は、戦時下において指揮を執る個人的な経験を保有するだけでなく、タムリエルに住むさまざまな人々や領域に対し、深い理解と親しみを持つべき者でなければならないと、私はここ数年思うようになった。アザーには、三旗戦役で遺憾にも我々の敵となってしまった支配者や貴族たちと会ってもらわなければならない。王子という身分の使節を、このような情勢下で他国へ送り出すことはできない。しかし戦士ギルドの正式な一員としてなら、アザーは中立的なギルドの立場で数多くの土地を旅することができる。戦いで他の戦士を指揮する腕や武術を磨き、有能なお前の監視下で外交手腕を身につけられれば、この上なく素晴らしい機会となるだろう。

お前はアザー王子のことを既によく知っている。私の宮殿で無邪気に走り回る小さな頃からお前を敬い、衛兵隊の軍曹だったお前は彼に剣術を教えてくれた。あれから、アザーは誇り高き男としてたくましく成長した。良くも悪くも、我が民の多くは伝統を通して世界を見る。しかし、アザーは元来聡明かつ好奇心が旺盛で、常に外の世界へ目を向けている。親バカかもしれないが、純粋に知識を得ることを好むという点では学者の心を持っているといっても過言ではない。彼に学びの機会を与えれば、熱心で有能な生徒であると証明するだろう。約束する。

アザーは既に機知に富んだ戦士であることは、お前もよく承知していると思う。ウィザード・ハンドとの対立において見せた知恵と勇敢さが証明している。それでも私の影で生きる限り、この身が碧落の岸に召される日までに、彼が国を統べるにふさわしい支配者へと成長することは難しいだろう。メリック、お前の一存で彼を導き、助言を与えてほしいが、彼に失敗をさせて、そこから学ばせることも必要だ。失敗は教訓として書き残されるが、アザーのような男なら、その教訓を一度読むだけで十分だ。

最後にひとつ願いがある。甘やかさないでくれ。王族として接するのではなく、特にギルド内の彼の仲間に対して、特別扱いする姿は見せないでほしい。彼には戦士ギルドのまごうことなき一員として、世界と触れ合ってほしい。若き彼の礼儀正しさと穏やかな情熱に、ギルドの荒々しさをぜひ叩き込んでもらいたい。彼は勇敢で戦闘に長けているが、いずれ私の跡を継ぐからには、恐れ知らずで無類の強さを誇らなければならない。古い友人のためだと思って、頼まれてはくれないだろうか。我が息子を鍛え、成長させれば、お前は永遠に、センチネルの広間とハンマーフェル全土で称賛されるだろう。

感謝を込めて

センチネルのファハラジャード王


センチネルのアザーは若き日から長い道のりを歩んできました。新米の剣士だった彼は、今やハンマーフェルの偉大な戦う王子として名を馳せています。ですが、どれほど強力な王でも仲間に頼ることを学ばなければなりません。ゲーム内のクラウンストアから取得できる新たなプロローグクエスト「危機に瀕したギルド」で、謎の復活を遂げた危険な教団を追うアザーに手を貸しましょう。

『ESO』の2025年のストーリーで、アザー王子と再会するのが楽しみですか?お聞かせください。

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