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キャラクターをチェック ファーヌイヘン

メイルストロームの主にして伝説的な半公の戦士、デイドラの間でさえその功績で名高いファーヌイヘンをご紹介します!

先日、比較的新しい活動の「剣術」の際に負った怪我が元で命を落とした魔術師ギルドの学者、パスクアル・ギリエンの私物の中から見つかった手紙

私のことを知りたいですって? 光栄だわ。でも、すでにニルンとオブリビオンの書物や伝説に記録されていること以上にファーヌイヘンについて語ることなんてある? 私は老練の決闘者、剣の達人、そして一介のボエシアの子孫にすぎないのよ。

わかったわ。そこまで言うなら。それに、最近は私のアリーナに来る挑戦者たちの流れも穏やかになってるし。そういう訳で、あなたの頼みを聞くわ。だけど、これはあなたのたっての願いだから、と重ねて言っておくわね。あなたの連絡のしかたは明らかに度を越してたわ。何回だった? 私が覚えてるだけでも4回。今回の依頼も含めてね。本当に、あなたが気にかける理由がさっぱりわからない。私に関しては、興味深いこともワクワクすることも一切ないのに。

私はメイルストロームの半公であり、〈既知の動きを増殖させる者〉。どちらの名前もまわりくどいし、ややこしくて言いにくいわよね。私は単にファーヌイヘンと呼ばれるほうが好き。私の目立たない小次元、メイルストロームはこの世に存在する無数の領域から参戦者を試す、一連の果てなき武勇への挑戦で構成されてるの。それにふさわしい有能な戦士なら誰でも私のアリーナのことを耳にしてると思うわ。聞いたことがないなら、私の注意に値するほどの腕前ではないか、鋭さがない証拠ね。

聞いた話では、あなたはデイドラの学者か何からしいわね。だから、私にこんな質問をしなくてはならない理由もわかるわ。でも、今、こんなにも暇じゃなかったら、あなたは私の視界にも入らないでしょうね。今のはあまり悪く取らないよう努力してちょうだい。私は特に武術の能力の背後にある美学に着目してるの。弓、槍、あるいは剣を持ってる兵士であれば誰でもいいなら、私のセンスも大したことないってことになってしまう。そうでしょう? 私の興味を引く能力に欠けているなら、時間をかけてそれを手にする努力をすることね。

私をあの武術を愛すれども決して自ら練習をなさろうとはしない貴族のパトロンと一緒にはしないで。私は〈何々のごとく動く男爵〉の下で学び、アービスでの戦闘方式を全てマスターしたのよ。〈震える滴のごとく動く男爵〉からは、雷雲からの光を裂き、雨を絶つことができるほど速い剣だと言われてる。実戦がどれだけ難しいかは承知してる。長い年月の間に何回かは経験してるからね。あなた、伝説には馴染みがあるはずよね。私とモリハウスが酒場の酒を飲み尽くして土地の獣たちを壊滅的な状態にした時のこと、今も定命の者たちが歌っているって知ってるわよ。

一度、私が小屋にいる小さな羊番の少年を守るためにズィヴィライの大部隊を全滅させた物語も聞いたわ。間違いだらけだったけど、嬉しくなる話だった。ズィヴィライが羊番の小屋を襲う理由なんかないわ。半日もかからない距離に出来たての街があったのよ。まあ、それはともかく。物語は愉快だし、時には事実の断片を保存したりもするけど、細部まで全部信じ込むのは愚か者だけよ。実際はズィヴィライの大部隊は2つあって、羊番の少年は豊満な乙女だったの。

細かい部分はよく覚えていないけど、かつて私が易々とインファーニウムをふたつに切り裂いたことをチューターのリパリウスが思い出させてくれたわ。あの地面は覚えてる。あの日のでこぼこ具合と岩の多い土地に散らばったたくさんのインファーニウムの足を。もっと一生懸命考えれば、赤く染まった泥の光と私の刃がインファーニウムの鱗の間を滑り落ちる様子も思い出せるわ。

時には特別に冒険に出かけることもあるけど、私の生涯の目標は決定的に変化したの。あらゆる存在から集められた者たちが披露してくれる最高の力と洞察力を楽しみたい。ベドラムのベールの使われていない部分を、より大きくより壮大なアリーナの挑戦に変えたい。定命の者にも不死の者にも、戦いの苦悶と勝ち残ることへの渇望で、ドキドキさせて楽しませてもらいたいの。これに私は興味をひかれる。対話を続けたいと言うなら、私が見たいものはそれよ。学術的な研究は脇に置いて、武器を取り、能力を発達させ、見事な戦いを見せて。

そうすればまた私の話を聞かせてあげるわ。

通常、ファーヌイヘンはメイルストローム・アリーナにいますが、間もなく「イセリアの末裔」で登場する2つの新ダンジョンの1つ、「ベドラムのベール」でも会えるようになるでしょう。ファーヌイヘンの支援要請に応じますか?

ダンジョンDLCパック「イセリアの末裔」と第41弾アップデートは、PC/Mac向けに3月11日(北米時間)に配信が開始されます。

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