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キャラクター特集 ーアザンダー・アルサイビアデス

まもなくリリースされる新章「ネクロム」で登場する2人の新しいコンパニオンのうちの一人である、自信家で聡明なアルカニストのアザンダー・アルサイビアデスと一緒に、禁じられた知識を追求しましょう。

シャド・アツーラ魔法大学、エリドリナ・ナスリンより

いとこへ、あなたがボイアント・アーミガーになろうと無謀な挑戦に挑もうとした時、私は支援を申し出たでしょう?テルヴァンニの魔術師の件でドジを踏んだ時も、口出しすることはなかったわ。「ショークの甲羅を割れるくらい尖ったアゴ」が特徴の人のことも覚えているわね。だけど、この件について私の意見をはっきりと示す必要があるようね。並外れたアルカニスト、アザンダー・アルサイビアデスとのいかなる協力関係も、容認することはできないわ。

アザンダーは優秀な理論家かと問われれば、疑いの余地はない。彼独自のとんでもない理論は、非類を見ないものだったわ。魔法学校にいた頃、彼はデイドラの領域について、学内で最も権威ある学者に匹敵するほどの理解を示し、何度も感銘させられた。私の同僚の一人は、彼の秘術をシロディールのアルケイン大学の故モリアン・ゼナスのそれと比較してたほどだわ。

大学関係者の間では、彼は貧しい出自から這い上がったことでも有名なの。アザンダー家系は貧しく、魔法の才能に恵まれることもなかった。アークメイジのヴァレイン自身によって署名と捺印がされた、奨学金の招待状を持っているのを見たことがあるわ。これは通常誰でも貰えるものではなく、強力な個性と類を見ない才能ある人物に対してのみ与えられるものなの。

だからこそ彼のことが気に入らなかったわ。もし彼が自信過剰なほら吹き紛いの魔術師だったとしたら、もっと簡単に見放すことができた。でも、残念ながらそんな簡単に手放して良いほどの才能ではなかったのよ。彼は世界レベルの才を持ち合わせているわ。

それほどの才能に恵まれていながら、傲慢な態度で身を装い、不必要で複雑な言葉遣いで縫い合わせられた、自分の行動には責任が伴うことを全く理解していない人なのよ。私と彼の経歴を知っていて、まだあの男と協力するつもり?手紙でも説明できる逸話がいくつかあるわ。発明家テレンジャーを覚えているかしら。魔術師ギルドの寵児で、世界中を旅しているオーリドンの有名人だけど、あなたがこれを読んでいる今、眉をひそめて困惑している姿が目に浮かぶわ。そうね、去年のモーンホールドのデビュー舞踏会のことを思い出してちょうだい。あなたが埋もれたいといったほど美しい髭を持った例のハイエルフよ!これで思い出したでしょう?

テレンジャーは何年も前からスカイウォッチの中心部にある遺跡を発掘していたの。この遺跡はアルドメリの建造物で、次元の魔法と神秘の可能性を秘めたものだった。そのため、都市に影響を及ぼすことを懸念し、慎重かつ計画的なアプローチをとっていた。テレンジャーは、遺跡の中にあるエセリウムコンストラクトに深く理論的な知識を持つ相談役を必要とし、アザンダーを遺跡調査チームに招待したそうよ。

2週間後、テレンジャーが発掘現場に戻ると、他の次元へのゲートは封鎖、マジカの井戸のほとんどは蓋をされ、アザンダーは私物の一部を敷地内に運び込んでいたの。具体的にどのようなやり取りがあったのかは知らないけど、アザンダー曰く、ポータルは「子供騙しの平々凡々な紙芝居」になり下がっていて、アルドメリの時代からそこに存在していた(と思われる)謎を閉じることでアークメイジのためになるのだと宣言しているのを、私の友人は耳にしたそうよ。とにかく、私が言いたいのはアザンダー・アルサイビアデスは信用できないということよ。自分の優秀さを自負しすぎている彼は、半ばカリスマ的な存在よ。彼が作る料理も同様に神がかっているけど、自分が得意とする魔法や料理に対する批判を受けいれることはできないのよ。どうか彼と関わらないで頂戴、私からのお願いよ。それと、お母様に手紙を書くことを忘れないで。彼女はあなたのことをいつも心配しているわ。

幸運を祈る

あなたのいとこ、エリドリナより

アザンダルはアルケインの術に長けていますが。それと同様に強い自我を有するようです。彼はただ、自身の才能を最大限に生かしつつ、その堂々とした性格を上手にコントロールしてくれるような、適切な冒険者に出会う必要があるのかもしれません。皆さまは、アザンダー・アルサイビアデスと一緒に旅をしてみたいですか?

モロウウィンドを覆う影の冒険の一部であるエルダー・スクロールズ・オンライン:ネクロムは、6月6日に登場予定です。早期購入することで、リリース時にユニークなボーナス特典を獲得できるほか、即座に騎乗動物「サドリス・モラの胞子駿馬」を受け取ることができます。


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