今回のキャラクター特集でも、みなさんがESO : Morrowind(モロウウィンド)で出会うであろう人物を1人ご紹介します。
セリン(日本語版CV : 森なな子)という謎めいたアッシュランダーです。
以下は、偉大な筆頭治安官で、高名な一流の吟遊詩人でもあるMedno Oren、そしてアークカノン・ターヴスに向けられた説明報告書第4部の内容です。
詩人兵士であり、第7及び第21節の書記官であるアーミガーのアーンシが作成しました。
偉大なる筆頭治安官 Medno様、アークカノン・ターヴス様
アルドルーンという地域にある偉大なるスカーの巨大な殻の周辺に集まり続ける蛮族のアッシュランダーは、そこにテントを張り、長期滞在と思しき構えで住み着いています。
全部で4つの部族がいることがわかりました。
彼らは自らの部族に幸運を招きいれるため、お互いに交流しあい、様式の異なる儀式であったとしても積極的に参加します。
私が確認できたのは、アヘムサ族、エラベニムスン族、ウルシラク族、ザイナブ族の4部族、そしてアシュカーン(族長)と賢女(予言者)です。
調査を行ったなかでも特に野蛮さが際立ったのは、セリンという名のウルシラク族の1人でした。
私の見る限り、セリンは正式な肩書きはもっていないものの、自身の部族だけでなく、他の3つの部族からも信頼を集めていました。
彼女はキャンプの間を自由に動き回って、部族のアシュカーンの大使のような働きをしているようです。
彼女の振る舞いは、穏やかな威厳と静かな自信に満ちており、部族の人間たちは安心して交流しています。
彼女に接近し、会話の一部を立ち聞きすることしかできませんでしたが、私が耳にした内容は、戦詩人さえをも満足させるほどの演説の才能を証明していました。
神に誓って本当です!
彼女は自らの立ち居振る舞いと口調で、彼女が共に過ごした人、1人1人を気にかけているということをしっかりと示しつつも、物語仕立ての徹底した質問と鋭い提案を織り込んで、上からの命令であると感じさせずに、族長の戦略や方針を大きく推進させていました。
見たところ、彼女の外交スキルはフラール家がもつスキルと非常によく似ているように思います。
私の見解では、セリンとアシュカーンのあいだには、何らかの家族的な繋がりがあるようです。
見当をつけるとすれば、兄弟か近縁のいとこといったところではないでしょうか。
アシュカーン・チョダラは、部族の中では、比較的若い方ですが、極めて頑強な長で、セリンとともに、アッシュランダーの生き方の向上と、部族間のより深い繋がりを求めて働きかけています。
団結したアッシュランダーの国は、名家にとって、大きな脅威となりえるので、これについてはより詳しい調査が行われるかもしれません。
特にレドラン家と彼らが続けているアッシュランダー方面に勢力を拡大しようという試みには大きく影響するでしょう。
また、セリンとチョダラは、互いに深い愛情と不朽の尊敬の念を示しています。
彼女は、チョダラの地位と名声を敬ってはいるものの、一人の人間として自由に行動しており、年の割りに賢く、評判は非常に良いという印象を受けました。
セリンの言葉は穏やかながらも、大きな力を持っています。
私は、彼女がその力を使って、野蛮人の口論を沈めたり、敵意に満ちた亡命者から自らの身を守ったりする姿を目にしました。
今にもアッシュランダーの子供たちに飛び掛ろうとする攻撃態勢のニックスオックスの注意を逸らしたこともあります。
外交官の中には、口先ばかりで行動しない者もいますが、セリンは私が集まっている部族を観察している間にも、両方の面で驚くほどに優れた才覚を発揮していました。
私たちは、セリンとチャドラの経過を追い続けるべきでしょう。
2人ともアッシュランダーと名家との関係が進み行く次のステージで、非常に重要な役割を果たすに違いありません。
例えそこでどんなことが巻き起ころうとも。
あなた方、そしてヴィベク卿が私に下す次の任務を楽しみにしております。三大神のために!
この気高いアッシュランダーの外交官をどう思われますか?
6月6日リリースのESO : Morrowind(モロウウィンド)で、あなたも彼女に会うことができます!
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