アップデート第33弾の変更点に関する、コンバットデザイナーのAlec Verish及びコンバットチームからの手紙をご紹介します。
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皆さま、こんにちは。
私たちコンバットチームは、今年初のアップデートで戦闘に実施される変更点を少しご紹介するとともに、2022年も皆さまESOを楽しんでいけることを嬉しく思います!
私たちは、2021年に行ったすべての調整を注意深く監視しており、キャラクターの表現とビルドの自由な選択肢によって、ゲームが戦闘面において進歩していることを大変嬉しく感じています。
そして、これからもこの作業を最も重要な点とおいて継続していく予定です。
アップデート第33弾の変更では、適用可能なほぼすべてのゲーム内プレイヤーのアビリティを、最大攻撃力に応じて動的にスケーリングさせることに焦点を当てています。
パッシブやアイテムセットで取り組んできたものと同様に、ゲームプレイのメカニクスと表現に基づいて、何よりもまず少ない制限で皆さまがアビリティや武器を選択できるようにしたいと考えています。
これは、呪文ダメージと最大マジカだけでスケーリングしていたアビリティが、武器ダメージと最大スタミナで動的にスケーリングし、その逆も同様に作用することを意味します。
これにより、アビリティで交戦できる頻度を制限する要因としてアビリティコストを強化し、選択した統計に基づいてそれらのアビリティがどれほど強力になるかということをあまり考慮させることなく、多くのプレイスタイルの固有性を維持したいと考えています。
また、強撃と魔術と同様に予言(強)と獰猛(強)といったアビリティとアイテムセットのバフをデュアルソーシングする予定であり、長期的には、これらのボーナスを単純に統合することで皆さまが危惧するアビリティや効果を減少したいと思います。
しかし、これには多くの作業が伴うため、実現までには長期間を要すると考えられます。
さらに、この統合化作業の継続に加えて、類似するアビリティより劣勢と感じられる使用頻度の低いアビリティに磨きをかけるべく、多くのアビリティを確認してそれらの機能を一部修正しました。
これは、通常の不具合修正とバックエンドの改善、そして不均等なアビリティまたはセットを対象としたバランス調整として行われ、これらの中には、パワーバッシュが通常の強撃として扱われたり、貫通ジャベリンがその名の通りブロックを貫通したりしていた、大規模な調整も含まれていました。
ほとんどの修正が大々的で特質的なものではありませんが、管理やスケーリングの調整における容易性を向上させるための持続時間延長など、体験の質における改善が追加されています。
例えとしては、ロータスフラワーの変異が全体的に回復をもたらすか、アップタイムを飛躍的に延長することでマイクロマネジメントを減少させるか選択できるようになったことが挙げられます。
戦闘のアップデートに関する報告は以上となります!
変更点の数は決して少なくはありませんが、過去に行った統合化作業により、これらの修正による乱れが最近よりもはるかに少なくなることを願っています。
ここでの目標は、皆さまに自由と多様性をさらにもたらすための扉を開くことです。
一部のプレイヤーの皆さまにとっては、このような変更が多大な時間と労力を伴うロードアウトの調整になることは重々承知していますが、長い目で見た場合、このアップデートにはそれだけの価値があると信じています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、タムリエルでお会いしましょう!
これらの変更、修正及び改善はアップデート第33弾のベースゲームパッチの一部として、既存の全ESOプレイヤーの皆さまに無料で提供されます。また、この手紙に関して、公式フォーラムで仲間のプレイヤーとチャットすることができます。通常通り、コンバットチームはこれらの今後の変更に関する皆さまのご意見を歓迎します。それでは、お楽しみください!
※リンク先は英語表記