Twaiが美しいElder Scrollsのイラストと素晴らしいコスプレ衣装を製作しました。
今回のESO コミュニティスポットライトでは、彼女が制作したカジートの作品やESOの作品にインスピレーションを与えたものをご紹介します！

イラストやコスプレを含め、あなたが手掛けた作品の多くは、カジートを特徴としています。
タムリエルの猫人間の何があなたを魅了しているのでしょう？

私のカジートに対する愛は、Elder Scrollsで私がプレイした最初のキャラクターへの愛情から来ていると思います。
私の兄弟がTES IV：オブリビオンをプレイしているのを見ていたので、TES IV：オブリビオンについては知っていましたが、私が最初にプレイしたのはTES V：スカイリムでした。
タムリエルやタムリエルの住人たちについては本当に何も知らなかったのですが、キャラクター作成に目を通し、黒猫人間を見つけると、たちまち彼に魅了されてしまいました。
猫の戦士でプレイできるのに、普通の人間でプレイするはずがありません！
私はかつて猫人間でプレイしたことがなく、猫人間でプレイするのはとても楽しそうだったため、彼をDen’jinと名付け、忘れもしないタムリエルの冒険へと旅立ったのです。

あなたをESOに導いたものは何ですか？
お使いのメインキャラクターについて教えてください！

今年の初めに、私は友達と一緒にプレイできる新しいMMORPGを探していました。
その時、ESOに出会い、プレイしてみることにしたのです。
正直、もっと早くプレイしなかったことを後悔しています！
もちろん、私が最初に作成したキャラクターはカジートのDen’jinでした。
彼はダメージディーラーを担う予定でしたが、戦闘が本当に下手な少し特殊なキャラクターです。
その一方で、彼は隠密に行動したり、宝箱の捜索、また、スカイリムのDen’jinのように敵のポケットを空にするのが非常に得意です！
例えばインペリアルの魔闘士、Verusや、アルゴニアンのネクロマンサーのヒーラー、Begs-for-Coinのように、他にも大好きなキャラクターを有しています。
この2人がきっちりと彼らの役割を果たすので、Den’jinが多少特殊でも気にしていません。

アブナー・サルンとカジートのバーンダリ

新しいイラストを制作する際に、どこからインスピレーションを得ますか？

私の作品を見ていただければ、私が多くのファンアートを描いていることがわかると思います。
まず、私は自分が大好きなキャラクターを描くのをシンプルに楽しみます。
でも同時に、その作品を紹介したいのです！
私の絵の一つを見てくれた方たちがゲームを始めたり、彼らが自分のお気に入りのキャラクターのファンアートを見つけ、喜んでいる瞬間が大好きです。
インスピレーションを得る、とは言いません。
むしろ、新しいキャラクターを見た時にインスピレーションが下りて来て、わくわくし、「わあ！このキャラクターの絵を描きたい！」と思うのです。
絵自体のアイデアは頻繁にランダムにひらめき、大抵、それは絵を描く必要がない時（仕事中やグラフィックス・タブレットが近くにない時）や、一日中絵を描くの我慢してやっと家に着いた時です！

新しい作品を制作する際の作業過程を教えてください。

少し難しい質問ですね。
いろいろ試しますが、決まった方法はありません。
様々な技術や方法を試すのが好きですが、時にはキャラクターに、より適した特定の方法を用いることもあります。
例えば、アブナー・サルンを描く際にはグレー・スケールを基にした、より現実的なアプローチに挑戦しました。
この方法はめったに用いらないのですが、この方法が絵を面白くし、作業を興味深くしてくれました。
大抵の場合、大まかなスケッチから始め、ダイナミックなポーズを探ります。
その後、この構成がどのように見えるかアイデアを得るために、場面が背景や前景を描きます。

Den’jinの制作過程

構成を楽しむ時は、スケッチを仕上げ、下部のレイヤーに色を付け始めます。
アウトラインは引きません。
アウトラインを引くのが苦手で、非常に時間がかかるので、ある日を境にシンプルにこの工程をスキップし始めました。
何よりも、色を塗っている時の方が非常に楽しいのです！
カラフルな影や明るく暖かな光で彩るのが好きです。
スケッチの色塗りを楽しんだ後は、ついにレイヤーと絵を融合します。
この時点で、スケッチの上に描くための新しいレイヤーを作成し、乱雑なラインをきれいにし形を徐々に決めていきます。
たまに融合させて新しいものを始めたりもしますが、元には戻さないようにしています。
この方法で、より伝統的な絵画のように感じさせることができるのです。
いつか実際の伝統的な絵画のように見えるデジタル画像を制作したいのですが、そのためにはまだまだ学ぶべきことがありますし、練習も必要です。

タムリエルの全種族の中でも、カジートはコスプレするには最も難しい種族の1つでしょう！
衣装を製作するにあたり、どのような課題を克服しましたか？

最初に、このような衣装は今まで製作したことがありませんでした。
鎧や巨大な銃はすでに製作したことがありましたが、私にとって本物そっくりの猫は全く新しい挑戦だったので、まず本物の猫のような衣装の製作方法を把握するために、コスプレと着ぐるみについて調べました。
一つ、私が気付いたことは、ほとんどのカジートのコスプレの頭は巧妙に作り上げられていましたが、その大抵が鎧を着用した胴体より大き過ぎるということでした。
この点は、異なる方法で作りたいと思ったので、完全な頭ではなくマスクだけを製作することにしました。
衣装のフードには、猫の耳を着けるスペースがありますが、耳はあえて着けていません。
いくつかの角度から私の顔や首の一部が見えますが、それは、人間らしい比率を保つのに非常に役立ちました。

カジートのマスクの製作過程

次に、専門的な材料や高額な予算などはありませんでした。
着ぐるみの頭は、大体樹脂でできた頭蓋骨を土台に作られていましたが、私の衣装の頭は、手芸用品店の安い「blank paint yourself papier-mâché mask（ブランクペイントのペーパーマッシェマスク）」を土台に作成しました。
これが功を奏しました！コスプレは、問題を解決することが重要だと思います。
私の場合は、テフロン素材の足は、合成皮革を縫うことができるミシンが必要であり、合成皮革は接着剤と化学反応を起こすということを身をもって学びました。

完成した衣装をようやく身に着けた時、どのように感じましたか？

ものすごく暑かったです。
初めて着用した日は、比較的温度が低かったのでなんとか生き残れました。
冗談はさておき、完成したコスプレを着用した時はいつも最高です。
鎧は、合成皮革で覆われたスポンジで作られているので非常に軽量ですが、それでもなお、実際の鎧がどのように感じるのかというアイデアを与えてくれます。
コスプレはとても強く自信に満ちた気持ちにしてくれます。
また、誰かが近付いてきて、「待って、君カジートなの？！一緒に写真を撮ってもいい？」と聞かれ、「いかにも。
もちろん写真を撮ってもいいさ、五つ爪」と答えるのは、とても格好いいでしょう？
衣装の頭に開けた穴が小さすぎて、何も見えず、息ができなくて熱中症で倒れそうになったとしても、それほどの価値があるのです。

完成したカジートのコスプレ！

カジートのイラストを描いたり、コスプレもしてみたいという仲間のプレイヤーに何かアドバイスはありますか？

描いたり、コスプレを製作するために最も重要なことは練習することだと思います。
間違いなく自分が期待した通りにはいきませんし、問題が露になり、ある時点でどのように続けたらいいのか分からない時もあると思います。
でもくじけないでください！
もしコスプレを製作したことがないのなら、最初は小さなプロジェクトから始めてみるのも良いかもしれません。
自分の材料がどのように作用するのか学んでください。
例えば、私が衣装を製作し始めた当時、EVA樹脂がどのように作用するのかを把握したので、沢山使用していました。
しかし、今でもまだ粘土細工には苦労しています。
また、自分が作りたい物について、できる限り学ぶようにしてください。
私は鎧がどのような仕組みになっているのかを理解するために、多数のスクリーンショットを撮り、スケッチを描きました。
また、マスクの作り方を把握するために、多数の黒い豹の写真を集めました。
インターネット上には、皆さんの役に立つ素晴らしい情報が数多くあります。
最後に、協力を求めることをためらわないでください。
私はよく、コスプレでの問題を同僚に話します。
明らかに同僚の誰もコスプレを製作したことはありませんが、私が考えもしなかったアイデアを思い付いてくれるんです！

どこであなたの作品を見ることができますか？

私がイラストやその他の作品を投稿しているTwitterやDevianArtで見ることができます。
もし興味があるなら、私のカジートのマスクの作成方法に関する記事も、DevianArtでご覧いただけます。
それ以外では、スカイウォッチでスリをしている私に遭遇するかもしれません;)

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Twaiさん、貴重なお話とお時間をいただき、ありがとうございました！
次の作品が待ちきれません！
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