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ESO コミュニティスポットライト:コミュニティ主催のハウジングコンテスト

今回は、ESOコミュニティが独創性と創造性を披露するゲーム内ハウジングコンテストを定期的に開催しているギルド、Tamriel HomesのリーダーであるSorriesとAetherius ArtのリーダーであるHachikoにお話を伺いました。

本日はご参加いただきありがとうございます!まずは、ESOのハウジングコンテストを開催するまでの過程を説明していただけますか?

Hachiko:私たちのDiscordチャンネルでは、メンバーによってコンテストのテーマに関する提案やお気に入りの作品への投票を行うことができます。ほとんどのコンテストはギルドのメンバーだけでなく、あらゆるハウジングコミュニティが参加可能です。また、クリエイターに彼らの素晴らしいビルドを披露する機会を与えるため、コンテストの応募作品をストリーミング配信で共有するように、ESOコミュニティのストリーマーに協力してもらうこともあります。

Sorries:私たちは終始一貫してコミュニティに大きな重点を置いています。テーマの提案やそれらの投票によるテーマの決定、コンテスト用のビルドの制作、さらに優勝者を決定する投票もすべてギルドメンバーが行っています。そうすることで、参加者としてコンテストに応募した人も、そうでない人も、誰もがこのイベントの一員であることを実感することができるのです。



ESOのハウジングコンテスト/ショーケースはいつから開催していますか?

Sorries:私たちは最も古いハウジングギルドの一つで、かなり長い期間にわたってコンテストを開催しています。ハウジングシステムそのものと同じくらい歴史がありますが、個人的には私がギルドリーダーに就任した2020年3月頃からコンテストやイベントを開催するようになりました。

Hachiko:Aetherius Artは6年前からハウジングコミュニティに参加しています。普段はギルド活動としてささやかなハウジングコンテストやツアーなどを開催し、参加者が自分の作品を披露できる場を設けています。年に一度、ギルドの創立記念日には全員に豪華な報酬を用意した大規模なイベントを開催しています。ゴールドやプレゼントが詰まったケーキを受け取りたくない人なんていませんからね!



ESOのプレイヤーがこれほどまでに素晴らしいビルドを生み出す原動力は何だと思いますか?

Sorries:多くのプレイヤーの創造力だと思います。また、ロールプレイング用の家やPvPトーナメントのためのアリーナなど、単なる装飾以外の理由で家を作るのが好きなプレイヤーもたくさんいます。家づくりに競争心を燃やす人もいれば、自身のために幸せな空間をリラックスして作りたいという人もいます。

Hachiko:ハウジングとは果てなき挑戦です!美しい風景や複雑な建物、そしてただくつろげる場所を作り上げることも可能です。ESOのハウジングは、私たちの創造力次第で新しい世界を夢見ることができる場所なのです!



Yumijによる2Dアート作品


ご自身のハウジング作品で、特に自信を持っているものはありますか?

Sorries:旧聖域ですね。私は2Dアートやミニチュアハウス、彫刻をよく制作するのですが、この家はその3つを組み合わせたものです。キノコや小麦、クリスタル、いろいろな家具を使用してさまざまな生物を作成しました。



Sorriesによる2Dアート作品


Hachiko:鍛冶頭の滝に作った新しい猫カフェを気に入っていますが、これまでに制作した日本風の家にはどれも思い入れがあります。ハウジングを通して多くの人に出会えたことを思い出せるため、どの作品も誇りに思っています。


Hachikoの猫カフェ


このようなコンテストの審査を通じて、個人的に気に入ったプレイヤーによる作品があれば教えてください。Hachiko:一人だけに絞ることはできません!このコミュニティには大勢の才能溢れるプレイヤーがいて、そのリストは到底1ページには収まりません。全員がスポットライトを浴びるに値します!

しかしその中でも、固定概念にとらわれない思考を持つよう、特に刺激を受けたのはFuterkoというプレイヤーです。彼女は素晴らしいクリエイターで、いつも独創的で息を呑むような作品を制作しています。ジュラシック・ワールドに登場したこの見事なモササウルスを見れば、それは一目瞭然でしょう!



Futerkoのモササウルス


Sorries:確かに難しい質問ですね。私たちが企画するコンテストだけでも、その応募数は300件に迫ろうとしています。それに加え、毎日ギルド内で披露される家もありますし、他のサーバーやプラットフォームでも素晴らしい家を制作しているプレイヤーがいることも忘れてはいけません。

もし、強いて一人を選ぶとすれば、前回のコンテストで他のプレイヤーとは全く異なる、一風変わったスカットルブルームの村(隠れ家)を制作したCantStopThisF33lingがとても印象に残っています。また、スペースやスロットが限られた一般的な家やアパートをあえて採用し、その中に村を作り上げるというリスクを承知で挑戦した点を高く評価したいと思います。



CantStopThisF33lingの村


お二人が主催するハウジングコンテストは、ESOコミュニティ全体からどのような反応を受けましたか?

Sorries:コンテストの後は大抵、新規メンバーの加入が相次ぎます。その後、そのコンテストのテーマに沿って、自分なりに工夫を凝らしたビルド構成を思いついたプレイヤーからメッセージが届きます。また、他のギルドメンバーが、彼らを他のギルドや仲間のツアーへ連れていったり、フォーラムやハウジングカタログに掲載されている自身の家を紹介したりすることもあります。参加者はギルド内外のプレイヤーが簡単に訪問できるよう、コンテスト用の家を本邸に設定するようにし、さらにより多くのプレイヤーの目に留まるよう、ストリーマーにコンテスト用の家を配信してもらうこともあります。

Hachiko:時を経て、このコミュニティがいかに成長してきたかを実感するたび、大きな喜びを感じています。私たちがアイデアや結果を共有する際はいつも、さまざまなサーバーやプラットフォームのプレイヤーから励ましの言葉が寄せられます。そして、コンテスト期間中にストリーマーがクリエイターのビルドを紹介してくれるおかげで、刺激を受けたたくさんのプレイヤーが、ハウジングコミュニティに新たに参加してくれています。

次回のコンテストはどのようなテーマになるか、少しだけ教えてもらうことはできますか?

Sorries:次回は初心者に向けたコンテストを企画しており、取り組みやすいように易しい内容となる予定です。現在、コンテンツのテーマをコミュニティから募集しているところです。

次に開催する大規模なコンテストでは、再びコミュニティのみんなに判断を委ねるつもりです。彼らが何を作りたいか、私の独断で判断するよりもメンバー自身で決めるべきだと考えています。

Hachiko:新章「ハイ・アイル」のリリースが間近となり、ゲームの新たな側面、特にテイルズ・オブ・トリビュートを誰もが心待ちにしているでしょう。ハウジングのクリエイターがこのテーマにどう挑むのか、見てみたいとは思いませんか?

本日は、ビルドに関する話を共有するために時間を割いてくださった、SorriesとHachikoのお二人感謝します。最近開催された2つのESOのハウジングコンテストについて詳しく知りたい方は、こちらのTwitterやフォーラムの投稿をご確認ください。たくさんの素晴らしい作品が掲載されています!※リンク先は英語表記となります

コミュニティに紹介されるべきESOのコンテンツクリエイターをご存知の場合は、Twitterでお知らせください。




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