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ロアマスターの記録:第二紀のドラゴン

エルダー・スクロールズ・オンラインのコミュニティから寄せられた、ドラゴンに関する質問の答えがここにあります!
ロアマスターであるLeamon Tuttle自らが記した最新のロアマスターの記録をご覧ください!


こんにちは、学者諸君!
これより講義の開会を宣言します。
どうか皆さま、学者の情熱によって議論が熱を帯びたとしてもお許しください。
私は、私と同じ考え方を持つ皆さまのような学者を集めて、議論を行うこの機会をずっと待ちわびていたのです。
皆さまを歓迎すると共に、皆さまの質問に対して詳細な回答を提供できるよう努力することをお約束します!
それでは、私の自己紹介から始めましょう。

私の名前はカミラ・カルシヴィアスです。
グウィリム大学に在籍する難解な自然学者であり、新しく結成されたドラゴンガードのメンバーでもあります!
それとも、再結成されたと言うべきでしょうか?
正直なところ、それは問題ではありません。

私は、有名な剣の達人であるサイ・サハーンには最大の敬意を払っていますが、彼が結成した軍隊には…控えめに言って型破りといった印象を受けました。
私は戦士ではありませんし、たとえ戦士であったとしてもドラゴンのような雄大な生物を攻撃するのは気が進みません。
しかし、ドラゴンガードと時間を過ごすことで、この生物を間近で研究する十分な機会を得ることができました。
私はドラゴンガードの研究を僅かながらに援助し、その見返りとして、彼らの狩りに同行する許可を獲得しました。
こんな幸運なことが起こるなんて今でも信じられません!

私についてはもう十分でしょう。
それでは本格的な話し合いを始めましょう。
最初の方は?


「北の地が元々アルドゥインの王国の一部であった場合、北の地にいるドラゴンの群れからカールグロンティードが分離したきっかけは何だったのでしょうか?」

素晴らしい質問ですね!
まず、私はカールグロンティードと話したことがないので、推測以上のことはお話できませんが、すでにご存じの通り、ドラゴンは支配者としての本質を持っています。
すべての私の研究が示唆するに、ドラゴンが持つ支配への渇望と、私たちが砂漠にいる時の水への渇望は変わらないということです。
彼らは世界を服従させなければなりません。
この支配欲が、カールグロンティードの北を放棄するきっかけとなったのかもしれません。

個人的には、文字通り世界を蝕むアルドゥインがスカイリムを支配していたという主張は一理あると思います。
とはいえ、ドラゴンは確実に生態系ピラミッドの頂点に属し、恐らく、その中でも1匹のドラゴンが王として君臨していたのでしょう。
果たして、この偉大なドラゴンが伝説のアルドゥインだったのでしょうか?
そうかもしれませんし、違うかもしれません。
いずれにしても、カールグロンティードのように強力な誇り高きドラゴンは、この偉大なドラゴンとの間で覇権争いを起こすでしょう。
カールグロンティードは、どのようにして兄が支配する世界を奪い取ることができるのでしょうか?
私が思うに、彼の自尊心と野心が、彼に群れからの離脱を決意させたのでしょう。

また、エルスウェアはスカイリムよりもはるかに大きな価値を秘めています。
皆さまならどちらを支配しますか?
タムリエルの古き種族が住む、原生林のジャングルや目もくらむような高原を支配しますか?
それとも、ハチミツ酒をガブ飲みする野蛮人が住む凍った荒地を支配しますか?
私なら前者を選びますね。
決してノルドの方を侮辱する意味ではありませんよ!


「ドラゴンが持つ力を考えると、支配者として君臨したドラゴンの建造物が存在しないことに驚きます。彼らの文明は、物語で語られているように、一日中丘や山々で翼を休めることができるほど単純なものだったのでしょうか?それとも、私たちが知らない偉大な建築物などが存在しているのでしょうか?」

くれぐれもドラゴンの前では「単純」な文化なんて口にしないでください!

私なら3通りの方法でその質問に答えます。
まず、学者の中には、古代にドラゴンは建造物を「建築」し、武器を「鍛えていた」と主張する人もいます。
私は、これらは全く根拠がない理論だと思いますが、古代の動勢を超越した、激動の時代では何でも可能だと信じています。

その次に、よっぽど自尊心が高い統治者でないと、自分自身を称える記念碑は建てませんよね?
ナ・トタンブの王たちが、ハンマーフェルに記念碑を建築するためにつるはしと鋤を取ったと本当に思いますか?
あるいは、ヴィベクが派手な街をつくるためにハンマーを振っていると思いますか?
そんな訳ありません!
それは忠実な労働者の仕事です。
ドラゴンは、竜教団を介して数えきれない数の領土を支配していました。
定命の者たちを石と泥の中で働かせる方が賢明ですよね?

最後に、ドラゴンにどれだけの歴史があるかを思い出してください。
彼らからすれば、定命の者の労苦はおもしろくて仕方がないのです。
想像してみてください。
ドラゴンは、「時」という概念が存在する前からニルンの空を飛んでいました。
彼らはありとあらゆるものの誕生を見てきたのです。
「丘や山々」を見ると、彼らには創造そのものの骨組みが見えているのかもしれません!
古代の城が、タムリエルに君臨する卓越した威厳よりも優れていると、皆さまは言い切れますか?
私には絶対に無理です!


「Naharanjiさんは冒険中に、明らかにドラゴンの卵と思われる物を発見しました。このドラゴンが金銭的に高い利益になるようにするための、適切な世話の方法はありますか?これらの卵を若い獰猛なドラゴンへと成長させるのが理想的であることは明白ですが、他の人たちも言うように、野生でこれらの卵を見つけることはそう簡単ではありません。」

1ついいですか?はぁ…。
はい、そうですね…Naharanjiさんが見つけた卵はどうやらワマスの卵のようです。
私が思うに、卵の種類というのはとても間違いやすいものです。
卵の買い手は必ずどこかで見つけることができます。
恐らくセンシャルの地下の「市場」で見つけることができるんじゃないでしょうか?

もし、他に「ドラゴンの卵」を持っている方がいましたら、それらの卵を外に置いておくことをお勧めします。
ドラゴンは卵を産みません。
そして、それが皆さまにとって驚愕の事実であったのであれば、申し訳ありません。
マーラの慈悲があらんことを…。


「最近、サーヴォクンの亡骸である骸骨が、牙の巣の鉱山で汚らわしいブラックマロウの教団によって蘇生されました。その古代の骨は、彼らの指導者の魂を入れる器として使用されました。これは、サーヴォクン自身の魂が、過去のある時点で仲間のドラゴンによって食い尽くされてしまったことを意味するのか、それとも復活することができるのかを教えて下さい。」- Legoless より

あぁ、八大神よ、ありがとうございます。
とてもいい質問ですね!

ドラゴンの魂の粘り強さに関しては、常に激しい議論へと繋がります。
私が行った研究すべてが、ドラゴンの魂は消費されない限り永遠に残り続けるということを示唆しています。
そのため、この点においては私たちの認識は一致しています。
ですが、あなたが仰ったサーヴォクンについては確かなことは言えません。
私はこれらのブラックマロウのならず者たちとは関わりを持ったことがなく、今後も関わりを持つことがないように祈っています!

正直なところ、定命の死霊術師がドラゴンの魂を操ることができるというのは非常に信じ難い事です。
しかし、それが興味深い仮説へと導いてくれます。
例えば、定命のドラゴンの死骸から魂を詮索することができた場合、その魂はどこへ向かうのでしょうか?
残念なことに魂魔法は私の専門外です。
しかし、ドラゴンの魂と肉体との関係は、定命の者より強固に繋がっているように思います。
ドラゴンの形は肉と骨によって形成されていますが、彼らの起源を宇宙規模で考えた時、果たしてそれらは私たちのものと比較できる対象となるのでしょうか?
私は、ドラゴンの魂がその亡骸から離れた後は、海に注がれたクリームのように長い年月を掛けて溶けるか、ドラゴンの起源であるアカトシュ自身へと戻るのではないかと強く推測しています。
いずれにせよ、復活は不可能(私たちが理解しているように)であることがわかりますが、恐ろしくも蘇生の可能性は否定できないままです。

要約すると、私たちがニルンの生活を解説するにあたって大事な、古典的なこの2つの魂と肉体の要素は、ドラゴンの関係性を解説するにあたっては十分ではないかもしれないということです。
それらを明確に表現するには、完全に異なる新しい語彙を開発する必要があるかもしれません。


「死や支配、そして炎?といった要素に全く興味がない現代版のドラゴンもいるのでしょうか?」- Vivyerより

そうですね…。
正直なところ、そのようなドラゴンは存在しません。
ドラゴンも時には、私たちと共通の利害を持つことがあります。
例えば、赤い巨人として知られている、ナーファーラールの存在などです。
私は、世界の喉と呼ばれる場所に住むノルドの禁欲主義者たちの中に、ドラゴン「モンク」という存在がいるという噂を耳にしました。
しかし、この特別なドラゴンでさえ、彼らの内に秘められている天性から逃れることはできないはずです。
少なくとも、私はそう思います。

繰り返し言いますが、ドラゴンにとっての定命の者は、私たちが持つ本来の大きさと強さ以上に小さなものであるということを忘れてはいけません。
ドラゴンは、彼らが住み着いている山よりも古く原始的な存在です。
そして彼らは、私たちの単純な気まぐれよりも、自然の法則に近い力で駆り立てられています。
波が打ち寄せたり、月が満ちたり、欠けるように、ドラゴンは征服し、支配するのです。
悲しい事に、彼らの行動の理由はこのように単純なものなのです。
私たちにとっては残念なことですが、これが広大な世界のあるべき姿なのです!

残念ながら、時間になってしまいました。
皆さまにとって楽しく啓発的な講演になったことを願っています。
近いうちにまた集まりましょう。
それでは、また会いましょう!

あっ、Naharanjiさん…ついでに卵を回収しておいてください。

***

尊敬するロアマスターに多数の興味深い質問を寄せてくれた、ESOのコミュニティには感謝の言葉を送りたいと思います。
エルダー・スクロールズ・オンラインに関するご質問は、Twitterでお待ちしております。
今後のロアマスターの記録もお見逃しなく!

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