Nine_Tale_FoxとMrsNineTalesの配信チームは、ESOを一緒に配信しているカップルです。二人はタムリエルで数多の冒険を重ねてきました。二人の経験は、その名前（NineTales）とは裏腹にきっと９つの物語以上の価値があるはずです！

ベテランESOプレイヤーであるNine_Tale_FoxとMrsNineTalesは、タムリエルでともに過ごしつつ、コミュニティを築いてきました。二人はゲームが公開された頃から#ESOFamの一員であり、数年前から経験を共有し始めました。現在、二人は一緒に配信を行い、共にギルドを率い、ガイドを公開し、本作に関するニュースを伝えています。本日はお二人が自分たちのことを少しだけ話してくれました。

お二人のESOでの体験について教えていただけますか。ローンチ以来、いえ、ベータ版の頃からプレイされているそうですが、その頃と比べて、本作が最も劇的な変化を遂げたと思う部分は何でしょうか？

MrsNineTales：ああ、それはもちろん「One Tamriel」でしょうね。

Nine_Tale_Fox：同感です。「One Tamriel」では本当にマップが開放され、「好きなようにプレイできる」環境が生み出されました。無理のない範囲ではありますが、特定エリアで頑張らなくてもよいのがわかっているので、より多くのプレイヤーが自分の道や興味を選べるようになりました。

MrsNineTales：ええ、レベルに関係なく友達とプレイできるのは大きな収穫でした。

MrsNineTalesとNine_Tale_Fox

お二人がコンテンツ作りを始めた経緯と共同配信というスタイルを始めたきっかけを教えてください。

Nine_Tale_Fox：想像しみてください。2020年5月のパンデミックの頃です… 私は家に押し込められ、生まれたばかりの赤ん坊を抱え、軍隊時代のPTSDに悩まされ始めていました。『Greymoor』のTwitch Dropsに関するFacebook広告から、初めてTwitchのことを知ったのです。配信チームのメンバーの一人であるDooma（現在はThe_Gameroom[EN]に改名）が配信について話していて、「まあ、やってみなよ、怖がることなんてないでしょ？」と言ってたんです。Mrs.の後押しもあって、とにかくやってみました。そしたら間もなくコミュニティのみんなからのお願い、いや、要求が（笑）くるようになったんです。当初は実体のない声でしかなかったMrs.をフルタイムで配信に参加させろって。

ESOのコンテンツを一緒に作っていて一番やりがいを感じるのはどんなところですか？

MrsNineTales：「二人だけの」時間ですね。私はフルタイムで働き、子育てもしていて、ボランティアとして二つの大きな役割を担い、配信もやっています。一緒に過ごす時間がいつもたくさんあるわけではないので、一緒にいられる時間を楽しんでいます。

Nine_Tale_Fox：ええ、配信は、僕らが付き合い始めたときからずっと続けていることで、腰を据えて一緒に何かをする機会なんです。実際、僕らがどれくらい付き合っているかを覚えているのはそういうことなんです。ESO発売の数週間前に付き合い始めたのですが、それがカップルとして最初に始めたことでした。

共同配信を考えている人たちへのアドバイスはありますか？

MrsNineTales：配信のための時間とカップルとしての時間に線引きをしておきましょう。一緒にやっていると、1日の自由時間の全てを配信に注ぎ込んでしまいがちですが、配信について話さない時間も必要です。

Nine_Tale_Fox：自分と自分の環境に合ったやりかたを見つけてください。共同配信のやり方はいくらでもありますから、気に入ったものを見つけましょう。私たちの配信のやり方ならいつでも喜んで教えますよ。

ゲーム内でどんなときに楽しみを感じますか？ お二人それぞれにあるんでしょうか、それとも共通する心に残る瞬間があるのでしょうか？

MrsNineTales：何年にもわたる活動から残ったお気に入りの思い出は「親として鼻が高い」と感じるときのものです。私たちは実に多くのギルドメンバーが新米プレイヤーとして参加してくるのを見守ってきました。おっかなびっくりの彼らを初めてのグループ・コンテンツに案内し、それから初めてのベテラン用コンテンツへと誘い、そして彼らがめきめきと自信をつけていくのを目にしてきました。3k DPSでゲームを始めたプレイヤーたちが、今ではトライフェクタ・コンテンツに挑み、さまざまな偉業へと突き進んで行っています。よりカジュアルなプレイヤーに関しては「初心者で困っています」という状態から、Discordに飛び込んで他のプレイヤーを助けるようになるときですね。プレイヤーたちが私たちとともに自信を培っていくのを見るのは、実に素晴らしい体験です。

お二人はたびたびESOのニュースをまとめていますね。お二人の記憶で、ニュースを知った時にとても嬉しくて、コミュニティと分かち合いたくなったものはありますか？

MrsNineTales：ステッカーブックは、おそらく私が一番喜んで解説したものですね。ESOのプレイヤーは在庫管理こそが本当のエンドコンテンツだと知っているので、「念のため」に手放さなかった箱や装備の箱を解体できるようになったのは大きかったです！

Nine_Tale_Fox：ステッカーブックは間違いなく革新をもたらしましたが、私にとっては、最近追加されたグランドマスターのクラフト台ですね。グランドマスターとしての活動の幅が広がりました。

セントジュード小児研究病院への募金活動

コミュニティ全体へのコンテンツ配信に加え、ご自身の活発なギルドもあり、お二人はESOコミュニティに多くのリソースを提供しています。リソースを分かち合いたい、または自分のコミュニティのためのリソースを立ち上げたいと考えている人たちに、どんなことを勧めますか？

Nine_Tale_Fox：いつもみんなに伝えているんですが、あらゆることをいつでも知っておくことなんてできません。これほどの大作ゲームであればなおさらです。どこで答えを探すべきかを知っているということは、答えが何であるかを知っているのと同じくらい有益なことです。それと、もしあなたが他の人の努力を参照するのであれば、必ず感謝すべき相手に感謝しましょう。

MrsNineTales：同感です！ 多くのプラットフォームに素晴らしいお知らせフィードが用意されていて、他のDiscord、ボット、もしくはウェブサイトのフィードを購読できます。私たちのDiscordのお知らせフィードを購読してくれている他のクリエイターが何人もいるんですけど、いいことだと思います！ がむしゃらに頑張るのではなく、効率よく努力しましょう。

お二人にとって、ギルドのメンバーやコミュニティに対して教え、ポジティブな経験を生み出すことはどれくらい重要なことなのですか？ 

MrsNineTales：プレイヤーがゲームで嫌な体験をして、ゲームから完全に手を引いてしまうという話をよく耳にします。私たちは誰にもそんな思いはしてほしくありません。この作品は私たちの人生にとてもポジティブな変化を与えてくれました。他の皆さんにもそれを味わってほしいんです。

Nine_Tale_Fox：ESOには誰もが挑戦できるさまざまな 「エンドコンテンツ」があります。私たちのエンドコンテンツは、みんなが自分のエンドコンテンツを見つけ、私たちと同じくらい本作を愛してくれるのを手伝うことだったんです。私たちはみんなに新しいコンテンツや新しい役割に挑戦することを恐れてほしくないんです。そういうことができる場所があれば、コミュニティの自信を育み、絆を生み出す上で、大きなインパクトを与えられます。

お二人の愛犬マーラ・カイネはESO伝承に登場するキャラクターにちなんで名付けられました。このかわいらしいワンちゃんのために、どうしてこのキャラクターを選んだんですか？

Nine_Tale_Fox：マーラは愛の女神、カイネはESOにおける人と獣の母。明らかにこの家の支配者である愛すべき子犬を表すのに、これ以上のものは思いつきませんでした（笑）。

MrsNineTales：とはいえ、かなりの数の名前を検討しました。もちろん、ペライトとシェオゴラスは却下したけど（笑）。後悔してません！

Nine_Tale_FoxとMrsNineTales、時間を割いて質問に答え、これまでの冒険について教えていただき、ありがとうございました。二人とはTwitch (EN)、Discord (EN)、そしてX（元Twitter）（[Nine_Tale_Fox] [MrsNineTales] [EN]）で会うことができます。

それと、本日ご紹介したクリエイターのお二人をチェックするのもお忘れなく。ペットカメラにマーラ・カインが映るかもしれません！