このコンストラクトは偉大で恐ろしいボーンドラゴンに似ているが、実際は死霊術師が作ったものだ。現代の鳥と爬虫類の骨を、組み立てて蘇らせている。
オブリビオンからきたこの素早い害獣は、忠実な仲間と案内なしにはニルンの広大さに迷子になってしまうだろう。デイドラの齧歯類にも友人というものは必要なのだ。
体が大きく、鉄の顎と有毒の針で武装したデイドラの虫を、誰が連れ回したいだろうか? 敵の悲鳴と嘆き以外は何も食べないので、とても飼いやすい。友好的でもある――それなりに。
ドラゴンテール山地の茶色の山羊はその見かけよりも強い。ハンマーフェルのことわざにもある。「撃て、ドラゴンテールの一撃と同じ強さで!」
気性が激しく勇猛な戦士である西スカイリムの狩人は、熊の追跡にこうした犬の群れを使う。クマイヌは狩人がその槍を持って駆けつけるまで、熊を追跡し、追いつめ、襲撃する。
アルテウム島特有の品種、黒と白のドミノピッグはとても賢い。5まで数えられ、学習して名前を覚えることもできる。
上アッシュランドとレッドマウンテン山腹原産の元気なアンバー・アッシュホッパーは、国外に出たダンマーが好むペットである。自分で勝手に穴を掘るため比較的手間が掛からず、ダークエルフの故郷を思い起こさせてくれる。
バルモラのセティス・ラマリスは、「ビターコースト・クリフストライダーを愛しているが、うまく飛べないことは残念だ。私は品種改良を行い、いつか彼らがヴァーデンフェルの空を制して、遠くから獲物を狩れることを願っている!」と語っている。
ケイブベアの子熊は山の家が恋しいのかもしれないが、おかげで逆に定命の者に倍は忠実になる。
元々はクロックワーク・シティのごく小さな、近づきにくい地域の徹底した調査のために設計された、定命の者個人を認識して追いかけるように設定できる機械のスキーヴァトンは、ニルンの地表でのペットの行動を再現している。
デザートリンクス、もしくはカラカルリンクスは、タムリエルの南中央部が原産である。エルスウェアのコリンスにあるサバンナから、北はシロディールのウェストウィールドまで生息している。牧歌的なカジートの部族の象徴ともいえ、家畜の群れの誘導を手伝う。
一般的なキンドルスピット・ドラゴンフロッグは、愛嬌のある非常識な友であり、その滑稽な仕草は必ず笑いを誘う。ハンマーフェルの物語によると、古代伝説の巨大なドラゴンは、すべてこの火を噴く小さなカエルに変身させられたのだという。
ムーンライト・センチタイガーは、リドル・サールの啓示以来、カジートの月の聖堂において、滑らかな銀白色のガーディアンとなっている。
子供のセンチライオンをまだ幼いうちに飼い慣らすと、どんなに危険な場所であろうとついてくるようになる。敵はその可愛さのあまり興奮してしまう。
空を飛ぶバイパーは気性が荒く性質が悪いが、可愛い赤い目を見てみよう! 中には噛んでも毒を注入しないよう訓練された個体もいる。完璧なペットだ!
見つけにくいセンチレオパルドの中でも、ユキレオパルドはさらに希少種だ。凍えるような色の毛皮だが、この愛らしい仲間は長い冬の夜に抱きしめるにはぴったりの相棒だ。
優美なセンチパンサーはカジートの遠い親戚である。たとえ猫族のように喋ったりできなくても。
軍用犬は3つ全ての同盟軍に存在し、主に武装警察の支援に回っている。犬は主人に忠実であり、敵に対しては獰猛だ。