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キャラクター特集 ー シュヴァリエ・レナルド

ドラゴンガードは神話以上のものです。
この最新のキャラクター特集では、ムーングレイブ神殿を探検する時に遭遇する、ドラゴンガードのリーダーの一人である、シュヴァリエ・レナルドについてご紹介します。

 

お前の要求通りに、ゼイラが手紙を精密に複写してくれた。
この複写された手紙なら、本物の手紙としてごまかせると思うが、なにせ細い木の棒と羽ペンでは筆跡が異なる。
それに、あのサルンに渡すのであれば尚更だ。
摂政女帝の手紙の内容はほとんどが古い情報だった。
なぜ奴らが、これほどの大金をはたいてまでこの情報を取り戻したいのか。
恐らくレナルドという人物と何か因果関係があるとみた。
その情報がこちらに舞い込めば、奴らは喜んで大金を支払うだろう。

 

—静かに歩む者より

 

「クリビア、

 

あなたのお父上は帝国を救うために、愚かで絶望的な使命を果たそうとしています。
私はそんな皇帝を諫めようとしましたが、皇帝はこの使命を果たさずして領地の安定は望めないと主張しています。
しかし、それに対して落ち着きを失った皇帝の心こそが、彼の統治力に影響を及ぼす最大の敵なのです。
あなたにはこの旅の詳細を割愛せねばなりませんが、水占いに出たハイエルフの計画が上手くいけば、あなたの第一子が、このタムリエル全域を継承することになります。
私がブラヴィルの田舎者のように、占い棒を持って地方を旅している間、あなたが元老院を阻止してくれると信じています。
念のため、ここでは詳細をお伝えすることはしませんが、また連絡いたします。」

 

--

 

「目立たないように努力していましたが、案の定目を付けられてしまいました。
リリスを荷車に乗せ、ソードマスターがシャツを着ることに抵抗がなければ順調に事は進んでいたかもしれません。
現状では、少なくとも4日前から騎手の集団が我々を追跡し始めました。
彼らの追跡に、ほとんど気づかなかったので、もっと前から追跡していたのかもしれません。
この手紙の日付から一週間経っても私から連絡がない場合は、最悪の事態を想定して、捜索を開始するよう、軍に知らせてください。」

 

--

 

「追手の騎手がペール峠で私たちを取り囲みましたが、彼らがアカヴィリとして、または少なくともアカヴィリになりきるためにあらゆる努力をしている盗賊だと考えると、皮肉だと思わざるを得ませんでした。
盗賊がこのようなひと芝居を打つ様を見て、笑ってしまうところでした…彼らが身に着けていた鎧の造りに気がつくまでは。
それは、私が一世紀以上目にすることがなかった、レマンのドラゴンガードのスタイルだったのです。
彼らに見覚えはありませんでしたが、彼らのリーダーは私たちが何者であるかを見透かした表情をしていました。
彼の目と髪から、彼の地位は一目瞭然でした。あまりにも明白だった、とも言えるでしょう。
アカヴィリの祖先を持つ多数のインペリアルは、純粋なシロディールの血を継ぐ者とほとんど区別がつきません。
彼は私たちに交渉を持ちかけましたが、その要求が形ばかりであることは明白でした。
ヴァレンは賢明にもそれを黙諾しました。

 

彼は、シュヴァリエ・レナルドと名乗りました。私は、この名を一度も聞いたことがなく、偽名であることは明らかでした。
皇帝と議長が、少数の個性的な付添人たちに護衛され、荒野の中をうろついている理由を、彼らは知りたいのではないかと疑いました。
彼は恐ろしい洞察力で、私たちの探求の真意を見通し、ヴァレンが何を求めているのかを的確に見抜いていました。
彼が知りたかったのは、その理由でした。
ヴァレンがドラゴンガードと呼ばれる者たちを欺くことを躊躇していたため、私は、レナルドに事実の一部だけを提供することにしました。
ヴァレンがドラゴンファイアを再点火し、帝国を復活させようとしていた、ということを。

 

レナルドは、険しい顔つきで凝視し、私は思わず魅了されそうになりました。
冷静な表情を保つためにすべての神経を集中させました。
呪文にかかっていたとは思いませんが、彼が私の魂を直視しているような感覚でした。
もし彼が私の嘘を見抜いていたならば、彼はあのような申し出をしなかったでしょう。
代わりに、レナルドは私たちの目的を探すための支援をヴァレンに申し出たのです。
レナルドとヴァレンは握手を交わし、彼らの名誉の名の元に誓いを立て、契りを交わしました。
ヴァレンやサイ・サハーンのような人物にとって、こういった行いに意義を持つことは知っています。
しかし、果たしてこのような振る舞いを、このシュヴァリエ・レナルドが重んじるのかはまだ疑わしくあります。

 

クリビア、この男と彼の一味について、気付かれないよう慎重に調べてください。
レナルドが同胞団の使命について知っていたのなら、私の想像以上に、彼らが皇帝と親密な関係を築いていたに他なりません。」

 

***

 

タムリエルの第二紀で、ドラゴンガードはどのような役割を果たすのでしょうか。
DLCゲームパック「スケイルブレイカー(Scalebreaker)」で登場した2つのダンジョンのうちの1つである、ムーングレイブ神殿を探索すると、その真相を突き止めることができます。
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