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ロアマスターの記録:マークマイア Q&A

ESOのロアマスターのリーダーであるLawrence Schickは、ドリームスリーブ・トランスミッションを介して、マークマイア出身のアルゴニアン移民であるジー・ラーと連絡を取り続けました。
ジー・ラーは、ただ1人だけであろう、ブラック・マーシュの歴史学者の友人として、シロディールコレクションで働いています。
親切にも、彼は、皆様の質問に答えるべく、彼の知りうる限りの回答を提供してくれました。

こんにちは、人間の皆様、アルゴニアンの仲間達。
私、ジー・ラーは、皆様をこの質問会に歓迎いたします!
私が研究し、学んだことを記録するのが私の生業ですので、出来るだけ多くの質問にお答えできるようにと思います。
また、これこそが事実なのです!


アルゴニアン達が自分達自身を呼称する時にも使用する言葉「サクスリール」は、ナーガ達を呼称する際にも使用されますか?ーLegolessより

使用しますよ!私達のジル語で「サクスリール」は、あなた達人間がいつもアルゴニアンを呼称する時に使用する言葉です。時々、タムリエルの定命の者達は、私たちが異なった姿や形をしていることに困惑することもありますが、それはただヒストの意思であるだけで、それ以外に考える得ることはありません。必然性を発生させるヒストの蔓延する意思、欲望、要求であるグルーにより、全ての人の形をしたトカゲ族は、この世界に存在しています。そう思いませんか?「ヒストグルーがある所に、サクスリールが生まれる」明らかなことですね!


なぜマークマイアは、モロウウィンドの在来種に良く類似した生物の宝庫なのでしょうか?
-Zebendalより


良い質問ですが、根本的なことですね!
訂正すると、「どうしてモロウウィンドに生息する獣達は南部ブラック・マーシュに生息する生物達と疑いようもなく結びついていると言えるのでしょうか?」となります。
答えは、歴史的記述に記されていませんが、これらの一般的事実から考察し、自分で結論を導き出してみてください。
第一に、私が知るところでは、モロウウィンドの大部分の地域は火山活動により温暖なためとてもジメジメしており、私達の亜熱帯の沼地のように蒸し暑い!
次に、何千年もの間、ダークエルフ達が奴隷労働者を手に入れるために私達の国境を攻撃し、その過程で、持ち運びが可能で価値がありそうな家畜や生物をモロウウィンドに持ち帰りました。
ご理解いただけましたでしょうか?


バイスカノン・ヘイタ・ミーンが、シャドウフェンやソーンマーシュと同様、マークマイアがエボンハート・パクトの一部であると話しているのを聞いたことがあります。
もしこれが事実であるなら、大部分の地域がエボンハート・パクトでない一方で、パクトの南端に位置する小片のようなブラック・マーシュがなぜエボンハート・パクトの一部なのでしょうか?
-Saleelより


バイスカノンに賛成意見を述べることはできませんが、彼女の意見は、学術的説明とはいえず、どちらかと言えば空想論です。
私達の地域をパクトの連合国に参加させようと目ろむパクトの特命使節がマークマイアにいることは確かなことですが、この地域はまだその自治権を保っているままです。
これは事実です!
また、追加の事実として、マークマイアにはパクトと締結できる中央権力が存在しないことも理由として挙げられると思います。


過去に、アルゴニアンが第二紀の時代よりも一つにまとまっていたことはありますか(例えば、エボンハート・パクトの一員であったこととか)?
-Jeanceyより


えーっと、質問は2つですね!
2つ目はそれほど質問と呼べるものではなく、どちらかと言えば、少し訂正が必要な意見と言えるので、まずそれについてお話いたします。
ブラック・マーシュには様々な部族が住んでおり、ほとんどは独自の自治権を有しています。
一方、パクトに参加している部族もいて、大部分は北部地域に済んでいますが、全体からするとまだまだ少数派です。
(これらの数など誰も把握していないと思いますが。)

また、「過去に」(ハハハッ!)アルゴニアンが今よりも一つにまとまっていた時はあるかという質問に関してですが、そのような歴史の記録がないので、答えは「決してそんなことはありませんでした」と言うしかありません!
とは言え神話期にまで遡ると、侵攻や脅威を撃退するために部族が団結した物語や伝承があるのも事実です。
いくつかのものは本当に起こったことかもしれませんね!


マークマイアの遺跡には沢山の秘密が眠っています

あなたがブラック・マーシュのマークマイア地域について知識があるとお聞きしましたので、リルモティートがどこにいるのか知りたいです!
または、少なくとも、彼らが彼の地に住んでいたので、何か彼らに関するものが残っているのか教えてください。
-Ta’asi


あぁ、その質問に関しては、少し悲しい事実をお答えしなければなりません!
私達の狐のような隣人リルモティートは多数の世代を経てその数を減らしていきました。
また、近隣の一族は、マークマイア北部にある、ブラックローズにかけて広がる海岸地域の奥地から去りました。
残念なことに、肌の乾いた者に最悪の影響を及ぼすナハテン風邪が、多数の狐の同胞たちの命を奪いました。
マークマイアで私が話した人は誰も、まだ生きているリルモティートを目撃したことはありませんでした。


私は成人になったばかりであり、最近、我らの土地であるブラック・マーシュに進出する命を請けました。
彼らは、私を「ルキウル」と呼びます。
私は、人生で一度もヒストの蜜を味わったことがありません。
今回機会が与えられた一方で、理解できない力に支配されることと、今後の私の人生にどのように影響を及ぼすのかということを考えると恐ろしくて仕方ありません。
ヒストに参加するまでは、気迫に欠けると言われていました。
これは本当でしょうか?
ヒストに加わった時に、私に何が起こるのでしょうか?
個を失ってしまうのでしょうか?
-Echoes-of-Starlightより


私自身も一時期ルキウルであったように、鱗を濡らし、安心できるお答えをこの質問に対して与えましょう!
私は、肌の乾いた者達が私達のカラフルな格子柄の首を連想し「輝く喉」という名の部族に生を受けました。
また孵化した時から、進んでヒストと心を通わすようになりました。
私が、日々のヒストとの繋がりを強めるために、彷徨って歩きたいという衝動に駆られた時でさえ、いつも帰って来た時に歓迎されると分かっていたので恐怖は感じることはありませんでした。
そしてそれがずっと続きました!
大抵シロディールにいる時は私の格子柄は薄くなりますが、マークマイアに戻った時にその色彩が戻ります。

それでは、あなたの状況についてですが、部族やそのヒストの外で生まれたとしても、全てのアルゴニアンのように、あなたは特定の部族の子孫です。
あなたのトカゲの祖先がどの部族に所属していたか解明し、彼らの領域を訪れてください。
ずっと彼らと暮していたかのように、暖かく迎え入れられることでしょう!
もちろん、あなたの両親の片方でもルキウルを忌み嫌い、見るとすぐに殺害しない、ということによりますが、そのようなことは滅多にないので、どうして心配する必要があるのでしょうか?
このような考えはあなたを落胆させるだけなので、考えないでおきましょう。


私の理解では、非永続性は、アルゴニアンの文化と生き方に深く根付いた概念だと思います。
そのような文化から来た人が、遺物の保存や、過去からの知識の抽出し、集合記憶として永続性の形を与える仕事をする歴史学者になる事になったのでしょうか?
それともそれが目的でなったわけではないのでしょうか?
「歴史学者」という言葉自体についてどうお考えですか?
「ヒストリー好き」または、「ヒスト好き」のどっちですか?
-Oilbhreis Wind-Hearkenerより


ハハハッ!
ジー・ラーはあなたのタムリエルに関連した言葉遊びを気に入りましたが、もちろんその冗談は、私達の言語には、あなたの遊び心に対応する同語源語がないので、ジル語に翻訳することができません!
しかし、初めの質問は、死体にたかるハエの群れのように重大なため、それについてお答えしたいと思います。
非永続性は、アルゴニアンの文化に深く根付いたものであり、それが事実です!
深く根付いているため、非永続性という概念でさえ、永続性を欠いています。
また、サクスリールが規則や、永続的な決まりを敷こうとした時に、ブラック・マーシュは時折混沌に陥ることがあります。
本当に起きるんですよ!
そして、それが生じた際に、私のアルゴニアンとしての習慣は、原因と影響を追求し、年表に紡ぎ合わせたい気分になります。
私の叔父であるノミーシュが、モザイク柄のショルダーサッシュを作るのに、色のついたビーズをグラント草の繊維に紡ぎ合わせる衝動に駆られるように。
でしょ、でしょ?

エルダー・スクロールズ・オンラインのロアマスターのリーダーであるLawrence Schickに感謝の言葉を述べると共に、もちろん、栄誉ある歴史学者のジー・ラーに、ESOのコミュニティのマークマイアがテーマとなる質問にお答えいただいたことにも感謝の意を表したいと思います。
もしあなたの質問に回答が得られなかったとしても、心配しないでください、数週間の内にこのシリーズのパート2を掲載する予定です!

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